自分でなんとかしていく力と泣くこととは?

母語が通じない世界に来た時にだれも助けてくれません。自分でなんとかしなくてはなりません。日本にいて、自宅で、小学校で、とても親切にしてもらっています。

困ったことがあっても、それは、「困らないようにしていなかった周りが悪い」ということになっています。でも、そういう親切なことは、海外で日本語が通じない時はありません。

教室で、私は、いろんなことを親切にお世話していません。時には、間違えます。英語は間違えませんが。 生徒は、自分のことは自分でなんとかする機会だと思ってください。抗議の英語が言えなかったら、態度、絵、あらゆることで示せます。頑張りましょう。

また、生徒も間違えると思います。間違えてもどうどうとしていましょう。人間、間違えが成長のもと?です。 思うようにりっぱにできないと泣いてしまう生徒がいます。インターナショナルスクールでは、「泣いたからといってだれも同情しません」ので、泣く効果はありません。 日本の子どもたち、泣かないで頑張りましょう。

悔しくて泣く場合、がんばれ~~とクラス中が応援します。それは、その生徒が山を乗り越えようとしていることがわかるからです。できなくて、ただ、泣いているのとは違うとよくわかっています。

Ms Fujiiは、できなかったことをできるようになっていくみんなを見て、うれしくて、心の中でほろほろしていることがよくあります。

自分でなんとかしていく力と涙の違いでした。