ことばの広場3丁目の後継者(?)現わる

(火)の小4クラス、英語のレッスンが終わると「学校の宿題をやってっていい?」と聞いてくる。計算ドリルとか漢字の書き取り、国語の教科書の読みなど。私が教室の後片付けをして帰り支度をしている間、必死の形相でやっている。彼らをこれだけやる気にさせる担任の先生はすごいなぁといつも感心する。

先日何をやっていたのか、「ろうご」ということばの意味がわからないというので、黒板に「老後」と書いて、「私の老後は65歳に始まる。65になったら仕事を辞めて楽しい老後の生活を送るつもり。」と説明した。私の年齢を知っている二人は指を折って、「私が18歳のとき・・・」「ボクは17歳のとき・・・」「良かった、まだ大丈夫。」と安心していた。「みんなが15歳になって英語がペラペラになるのを見てから辞めるのよ。だからがんばってね」と発破をかけた。

それから、将来の仕事の話になった。Mは去年は学校の先生と言っていたが、今年の七夕の短冊には「(先生よりお給料がいいし、結婚しても続けられるから)薬剤師になりたい」と書いていた。今は看護師になりたいそうだ。「これから外国人もたくさん病院に来るようになるから英語も話せる看護師さんはとっても大切」「でも算数苦手だから」「まだ小4、これから得意になれる」と激励する。

Kは短冊に「英語の先生になりたい」と書いていた。「Kが英語の先生になるのとても楽しみにしているのよ。」と言うと、「お給料1万円ぐらいもらえるかな?(小4の金銭感覚ってこんなもの?)」「もっともらえるよ」「どこで働けるかな?」「中学でも高校でも働けるし、もっと他の学校でも働けるし、学校でなくても他にもいろいろあるよ」「ボク、ここがいい」 How sweet of him! これで私の老後は安泰かな。