菊水山ハイキング

mpiの教師仲間にガイドをお願いし、二人で菊水山という山に行った。海と山が近接している神戸だが、住み始めて7年、今日ほどそれを感じたことはない。街中からバスは一気に坂を上り、登り口に着き、歩き始めて1時間余りで450m台の頂上に到達。故郷の静岡県の山だったら、登り口に行くまでも時間がかかるし、1時間歩いたぐらいでは400mには行けない。

天気もよく森林浴も気持ちよかったし、頂上付近や頂上から眺めた神戸の街と海の景色が綺麗だった。そこで食べたお弁当も美味しかった。

高校、大学と山のクラブにいたので、元祖山ガールであった訳だけど、最近の中高年の山ブームにはすっかり出遅れていて、最後に登ったのは、10年以上も前のマレーシアにあるキナバル山(4,109mほど)。その山は東南アジアで一番高い山だが、よく整備されていてガイドも必ずついてくれるのでアプローチしやすい山だ。

3度目のそのとき、「行きは良い良い、帰りは怖い」で、足の筋肉がつっぱってしまい、下りに非常に難儀した。それ以来、もう山には登れないかもしれないと遠ざかっていた。今日の山は低い山だが、一歩一歩坂道を踏みしめ歩く感覚が味わえ、とても嬉しかった。まだやれるかもしれない!と思わせてくれた。冬になる前にもう一度行けたらと思う。