Mercury

久しぶりにKenさんがMercuryに登場!  ちょうどYes, please.のダンシングリッシュをしているところだったのでそのまま踊りの輪に入ってくれました。
→ (写真1,2)

 

7月はフォニックスと発表会の練習に時間をかけます。

フォニックスは2文字母音のルールで、後半の山場です。

‘oo’ の綴りは2つの音があります。

moon, room, noon, spoon, zoo, pool, food など長く/u:/(ウゥー)と伸ばすときと

good, foot, look, cook, hood(頭巾のこと), book など短く軽く/u/(ウッ)と発音するときがあります。

実は2つの’oo’は1つの音が長かったり短かったりするのではなく全く別の違う音なんです。

 

また、’au’ ‘aw’ は「アウ」ではなく「オー」なんですね。

Australia, sausages, sauce など

straw, draw, strawberry, saw(ノコギリ) など

 

逆に、’ou’ ‘ow’ は「オウ」ではなく「アウ」なんですね。

house, mouse, mouth, south, round, ouch など

cow, wow, how, owl(フクロウ), down, town, brown など

 

少々ややこしい理由は2つ

1) ローマ字読みに惑わされる

2) ‘ow’ には、「礼儀正しい母音」というルールでやった「オウ」という音もある。

snow, yellow, window, rainbow, tomorrow など

 

でも、この子たちは歌やジングル(メロディーのないチャンツみたいなの)でルールを覚え、カードゲームやビンゴで練習し、更に多読で定着させていくので、あまり難しさを感じていないようです。それでもこのルールにはじっくり時間をかけていきたいと思います。

 

発表会ではSを除く4人で「Mr. Brown Can MOO. Can You?」というかなり長い絵本を暗誦します。オノマトペ(擬音語・擬態語)がたくさん出てきます。3枚目の写真はそれを書き出したものです。この中にも2文字母音の’oo’の長く伸ばす音が6つもありますよ。

MOO MOO (ムームー: 牛のモーモー)

HOO HOO (フーフー: フクロウのホーホー)

CHOO CHOO (チューチュー: 汽車のシュッシュッポッポ)

BOOM BOOM (ブームブーム: 雷のゴロゴロ)

COCK A DOODLE DOO (コッカドゥードゥルドゥー: 雄鶏のコケコッコー)

 

今週はそれぞれの音をフォニックスのルールも気にしながら綺麗に出すこと、そしてそれに相応しいジェスチャーを工夫することに着目させたいです。

今日はもう1人、KのママJさんが来てくれたので、2グループに別れて練習するとき、ボーイズを見てもらい、Kenさんにはガールズを見てもらいました。

 

レッスン後、みんなで七夕の笹飾りもし、みなの願いごとを書いた短冊も一つ一つ結んでいきました。将来の仕事や発表会に臨む気持ちがいろいろ書いてありました。年々目標が具体的になっていること、またその目標に英語を使ってという文面が入ってくることが多くなり、私を喜ばせています。