大切な力は目にみえない

JOY CLASSでは英語のスキルを身につけると同時に、思考力や創造性などを育むことを大切にしています。特に低学年からはじめた生徒さんは、ゆっくりスキルの習得を進めることができるので、たくさんの歌や絵本に通して英語の音をまるごとインプットしながら、オリジナルの絵本やスキッとを作ったりしています。
下記の図は、「確かな学力の氷山モデル」(梶田叡一、参照元:『〈新しい能力)と学習評価の枠組み』 松下佳代著、京都大学・高等教育研究開発推進センター)です。これによれば、「技能や知識」は見える学力「思考力」は見えにくい学力、さらに「関心・意欲」「感性・経験」は氷山の底にあり、なかなか見えない力と言われます。「思考力」は文脈を理解したり、知識をもとに自分の考えを述べるなど、物事の本質を読み解いて応用する力です。このような「目に見えない力」は一朝一夕では身につかない上、測るのも難しいです。しかし、その力量次第で学びの深さが変わってきます。たくさん英語で遊び、遊びの中からゆっくり、丁寧に、この見えない力を育むことをとても大切にしています。

同時に、フォニックス学習で「読み書き」の基礎作りをしながら、自分で本を読むことも大切にしています。
T君は、小1からJOY CLASS で学んでいます。絵本や歌を楽しみながら、積み上げたフォニックスの力で自分の力だけで本を読みました。初めて開いた本でも、このようにリズムも発音もとてもきれいです。特に日本人には難しい L/R の音も正しく発音できています。時間をかけてゆっくり楽しく学習を進めていることで、身体の中に英語のリズムが習得できている様子がよくわかりますね。T君の音読を聞いてください。