経験が人を育てると思っています

今週、年中さんクラスで起こったできごと。

Brown Bear Brown Bear  What do you see ? のリズム読みをみんなでしている時に、動物に反応して、動物の真似をごっこがエスカレートした生徒がいて、それにつられて練習から離れた生徒がいました。8人のクラスで4人、そっちへつられましたが、残りの4人は、つられることもなく、リズム読みを楽しみました。 途中、何かおかしいと感じた生徒が、ひとり、リズム読みに戻ってきましたが、また、動物ごっこに行きました。リズム読みが終わったあとで、この動物ごっこグループは、教室から出しました。 そして、残った生徒で、鳴き声の歌を楽しみ、そのあとで出された4人を教室に戻し、ひとりずつ英語が言えるかという活動に入りました。もちろん、遊んでいたので言えない生徒も出てきます。

その時、さっき、「勝手に遊んでいたことは良くないなと感じた生徒」と「何もわからなかった生徒」とがいました。なんとなく居心地が悪いのはどうしてかと感じて欲しかったです。 どうして、教室を出されたかは、お友達がリズム読みを楽しんでいる邪魔をしたからです。うるさい声で邪魔をしたからです。自分が楽しむために人に迷惑をかけたので出されました。そして、大事な練習に参加できませんでした。

途中でなんか気づいて戻ってきた、また、動物ごっこに行ったのは、仲良しのお友達がしていることにつられたこともあります。

年中さん、まだまだ、いろいろわがままが出ますが、少しずつ、「人に迷惑をかけない行動とは何か」と自分で気づいてほしいです。

幼児さんたちですが、「自分がしていることに責任を持つ」という小さな経験で、クラスでどう動いたらいいかとわかっていってほしいです。

たぶん、幼稚園では、「理由を説明してすぐにしかる」ということだと思いますが、海外で、自分で行動するには、「自分で考える必要がある」ので、だいぶ感じてきたなという時が来たら、ことばで説明するかもしれませんが、すぐに理由を言って導くということはありません。

英語を話すということは、異文化で生き抜く力も必要です。小さな経験の積み重ねが人を作ると思っています。