上手な練習について

なかなか、カードの英文を覚えてこない生徒たちがいます。力はあるのですが、「とりあえず宿題をしておけばなんとかなる」、「教室に座っているだけでなんとかなる」という気持ちが大きいかもしれません。

言葉で伝えても、頭の上を通り過ぎていくと思っています。 自宅練習の方法を教室で練習し、「こういう風にするといいんだ」と自分で気づいてくれるのを待ちます。

「自分で気づく」という経験のために、いろんな仕掛けをしています。環境を用意するのが指導者の役割です。「自分で気づく習慣」というのも大事な力だと思っています。

自宅練習を上手にできずに、教室で活動に参加できないこともあって悲しいこともあると思いますが、「どうしてかな」と振り返れば、また、それは、いい経験と思います。

クラスが始まった時に、パッとできていく生徒、時間がかかる生徒といろいろでしたが、今は、「コツコツ仕上げてくる力のある生徒」が伸びています。

気づく力がある生徒たちだと思っています。

「人よりもできていることが自慢」という気持ちが強すぎると、そういう場面が無い場合「しない」という効率的な態度になっているような気がします。

すべて、「自分の力をつけるためのこと」と気づくことも大事かなと思います。