日本語が大事です。食事中は、会話をしましょう。

今回、英語練習の確認をしていると、「ご飯を食べるときに英語CDをかけている」というケースがいくつかありました。 生徒にも保護者の方にも、食事中の英語CDは、やめてほしいと話しました。

それは、食事中は、大切な日本語でお話しする時間です。母語を育てるには、「子どもがたくさん話す機会を持つ」ことが大切です。 親の話を聞くだけではなく、子どもがたくさん話すことが母語を育て、頭脳を伸ばしていくと思います。

日本語の能力があがっていないと英語は、伸びません。また、英語も言語です。意味がともなうものです。その意味である「知っている語彙」が少なければ、英語も覚えられません。

実体験にともなう語彙の増加、論理的思考の向上が必要です。 たくさん経験し、それを言語化することで語彙が増えていきます。

食事中、一日のできごとを両親に話す経験が論理思考を鍛え、語彙を増やします。また、心の交流ほど大事なことは、ありません。食事中の英語CDは、音楽と同じで、インプットにならないので、効果も大きくありません。