教室内BBL 本読みコンテスト、終了です

BBL 本読みの力向上を目的に、1年生から4年生までのクラスで、本読みコンテストを9月に実施しました。クラス内のチャンピオンを投票で選ぶというものです。

ただの棒読みではなく、感情を込めて読む、パフォーマンスの向上を目的としました。7月の英語交流会では、本読みも入っていました。 参加した、3,4年生は、かなり、練習し、本番を迎えました。他のクラスのメンバーの本読みを目の前で聞いて、感じたことも多かったと思います。

その影響を1,2年生にも広げ、3、4年生は、「友達の本読みを評価する」ことで、さらにパフォーマンスを向上させる企画です。各クラスのチャンピオンを撮影し、全クラスで見ました。

刺激を受け、1,2年生は、今まで本読みがおざなりだった生徒も積極的に参加し、全員が同じレベルで読めてしまうので、全員撮影というクラスも出ました。

1点差、2点差でチャンピオンになれなかった生徒も多かったです。悔しく、悲しい思いの生徒もいたと思いますが、それも経験として次につながります。また、「ちゃんと準備して参加する」ということを前提としていました。教室で、何が行われているかいつも聞いていなかったりしていた生徒は、本自体を持ってきていませんでした。また、練習をしたのだけれど、手をあげる勇気が出なかった場合も、参加できません。

また、いつも上手に読む生徒も、緊張のあまり、うまくできなかったり。 結果は、様々でした。

1年生には、初めての経験ですが、学校や家庭ではできない「人生のいろんな経験」も、自立した学習者になるという意味では、とても大事にしたいといろんな仕掛けをしています。

1、2年生は、上手に読んでいる先輩の様子をしっかり見たので、「ただの棒読み」で読むのではなく、「物語の様子を伝える読み方」をするのがあたりまえとなっていっています。

3年生以上で、「棒読み」から脱却できない生徒は、1、2年生の生き生きとした読み方を刺激に、変わっていってほしいと思っています。