英語を話すには、気持ちが大事です

イギリスにいたとき、小学生で英語環境にはいった女の子、1年間、一言も英語を話すことなく過ごしていました。言っていることは、わかるのだけれど、話したくないという気持ち。

英語には、サイレント期間があると言われています。だから、十分に英語を練習する時期がなければ、無理やり英語を話させることはしていません。

「コップに水が十分溜まり、あふれるのを待つ」という気持ちです。でも、「もう、水があふれているよ」と気づかせることも大事と思います。

昨日、水曜クラスでは、もう一度、「なぜ、英語だけの授業をしているか」、「なんのためにここにきているのか」という話を日本語でしました。

先週、少しおふざけが過ぎ、日本語がとまらなくなったことがありました。

英会話たいそうのフレーズ、たくさん、覚えています。それをどんどん使ってみようと自覚を促しました。折に触れ、教室ですべきこと、できることについて、日本語で話すことは、大切です。

「今日は、これができるようになった」ということを楽しんでほしい、「人と比べるのではなく、自分ができたことをほめてあげよう」ということも話しました。

それぞれの性格に応じた答えを出してくれました。

“Any coments?” と言ったら、さっそく、自己表現のテキストをだし、しっかり言ってくれたり、帰る時、”I have to go.”と言ってみたり。

やっぱり、いい子たちだなと、ほろっとしました。