表情豊かに言えるには?

大人の方を教えていて、英語を言ってもらうと「無表情で、言うだけに専念してしまう」ことが多々あります。

英語は、言葉だけではなく、「イントネーション、言葉の強弱、声のトーン、顔の表情、ジェスチャー」が無ければ、相手に通じさせることはできません。

仮に、日本語にしても、「ロボット状態」で、話してみると、その奇異さがわかります。

日本語では、上記のことができているのですが、英語になると「ロボット状態」の話し方になってしまうケースが多いです。

小さいころから、英語は、「場面として」感情を持つ言語として表現する習慣がついていれば、自然に、上記のことができます。

英語は、記号ではありません。感情を伝える道具です。

絵本の中のせりふ通りに言える力が、本当の英語力になっていきます。

また、歌は、英語のプロソデイそのものです。歌うように英語を言えれば、確実に通じます。また、歌は、忘れません。

しかし、小学生でも、「絵本を丸ごと覚えたり、歌を歌ったり」の習慣ができていないと、まず、その習慣をつけることからとなります。

幼児から英語に親しんでいる生徒たちは、当たり前にこれができます。

英語は、「文法と単語を覚え、和訳できれば、それでいい」と思っている大人が多いのは、残念です。