トフル試験が重要視されています

連休中の新聞で、「官僚試験にトフル採用」と大きく報じられていました。トフル試験で、必要なのは、①「長文を読む力」②「長文を聞く力」③「英文をきちんと組み立てて、話せる力」④「英文をきちんと組み立てて書く力」です。

mpiカリキュラムでお手伝いできることを、整理してみたいです。

①については、とにかくたくさん読んできたという「英語に慣れている力」も必要になります。語彙力も必要ですが、それも「単語帳で覚えてきた」力ではなく、「たくさん読んできた」力で、理解できる語彙でなければ、役に立ちません。また、「わからない英語があっても、全体でわかる」力が必要です。mpiの多読教育では、まず、「知らない単語でも音声化できる力」と養い、「音声化すれば、理解できる語彙」を増やし、「わかる語彙から内容を推察できる力」を養っています。文法力については、そうやってデータベースを増やしたあと、それを整理する時間を作っています。

②については、ひたすら聞ける耳を鍛えるためにスパイラルに授業を構成しています。

③については、スピーチアドベンチャーシリーズから、スピーチナビゲーターシリーズへつながり、大学生のトフル受験でも、スピーチナビゲーター2,3は、有効な教材です。

④については、③で、ちゃんと英文構成法にのっとったスピーチができる力が、とても生きてきます。

トフル受験の力は、ある時、思い立ったらつく力ではありません。ひたすら「書いて書いて書きまくれ」という方法の授業しか受けてこなかった場合、困ることがあります。「和訳すれば、すべて解決」という高校の先生がいるようですが・・・・。

私自身、幼稚園生から大学生まで、少人数クラスしかありませんが、お預かりしています。トフル受験を視野に入れて、幼稚園生を見ています。なが~~い道のりです。