英語文法を身につけるには、考え、使う習慣

一般的には、

「英語文法は、説明してもらって問題集の答えを覚える作業で身に付く」

ということが刷り込まれていると思います。

中学から英語を始め、そうやって英語を身につけてこられた方がほとんどだと思います。

小学生も同じ方法が当たり前と、中学生と同じ方法を考えるとなります。

しかし、小学生と中学生では、身につけ方が違うと思います。

日本語は、たくさん日本語を聞いたり使ったりする中で無意識に試行錯誤し、ルールを身につけて使っています。小学生は、第二言語といえども、そういう方法が効果的です。

しかし、母語と違い、圧倒的に英語に触れる機会が少ないので、mpi では、英語場面に触れさせ、しかも、何回も経験し、ルールをみつけ、使うというメソッドです。

「考え、自分でルールを見つけてルールを使う習慣」がついていない場合、そこからの活動です。

どうしてもルールを自分で見つけ、使う必要がある時間を作ります。

12月18日のスピーチ発表会では、英語交流会の時間を作っています。「いろんな質問をする」、「いろんな質問に答える」、「聞いたことを人に伝える」、「友だちと英語で話し続ける」活動は、『ただ丸覚えで言う』という習慣の中にいるとできないことばかりです。

基本は、考える習慣、自分でなんとかする力です。

そういう経験を経て、『説明された文章を読み、書かれていることを理解する』という順番になります。

中学生は、国語力、理解力もあり、与えられた情報を自分で分析し、身につけることができるようになっていくので、平面のみの経験である問題集も効果的と思います。

6年生は、今までの英語データベースを整理できる時期ですが、国語力、理解力は、個人差があります。

英語を経験することで考える力はとても大事です。