6年生になると

レベル6では、いわゆる中学1年生の文法は、「使いこなす」という段階で、ひたすら練習しています。

問題集をどんどんこなすということは、いっさいしません。

BBL4の本であっても、普通に中学生レベルの文章が出てきます。 ほんわかとわかっていなくても、お話をたくさん読む中で、いろんな場面で使われている英文に接していき、何回も、その文法ルールにぶつかります。

大量にその文法事項に接するということから、自然に習得をしていくのが、本来の習得の方法です。

be 動詞、一般動詞、三人称単数、人称代名詞、過去形などなど。 場面に応じて読んでいく中で、

ここに注目せざるを得ない質問をしていきます。 ここに注目しないと正しい英語で答えられません。

その時、「本当に使い方を理解する」チャンス、 わかっていてもすぐに言えないということからの脱却方法があります。

テストで正しい答えが書けても、実際にきちんと答えらるでしょうか?

中学生になったら、日本語の勉強として、和訳練習があります。 和訳練習は、翻訳の技術ですから、しっかり学校で勉強したらいいと思います。

「日本語にできないのに使える?」と疑問に思う中学の先生も多いと思います。

でも、英語を話している人は、「そういうことよね」と共感すると思います。

6年生でこれだけのことができるためには、「知識として学ぶ」ということでは、できません。

また、使えるということの中に「通じる英語で話す」ということが含まれます。

何を言っているかわからない英語をたくさん言えても、残念なだけです。日本語英語でかまわない

という風潮もあるかもですが、実際に通じなければ役に立たないのではないでしょうか?