「What can we do ?」 というフレーズ。The Balloon Animals という絵本に出てくるフレーズです。
まず、2,3歳クラスで、音楽のように聞きます。年少クラスになれば、なんとなくマネすることができ、歌の一部として歌ったりします。
年中さんになると、なんとなくわかって歌っています。 年長さんになると、もっとますますわかって、言ってみます。
1年生になれば、英語劇としてセリフとして身に着けてしまえます。 英語を使う態度が身についていると、クラスで使ってみたりするかもです。
そんな経験から、BBLの本の中で、レベル4、レベル5、レベル6のストーリーの中にどんどん出てきて、「こんな場面で使うんだ」ともっと理解します。
物語を理解する大きな力になります。
高校生で初めてこのフレーズに接したら、まず、文法通りに日本語にするでしょう。
「私たちは、何ができますか」と。 それで、このフレーズの感覚がわかるでしょうか?
英語を読むということは、日本語にすることではありません。
その英語から何を伝えたいか、情報を理解していくことです。
知識として英語を覚えているフレーズではなく、使える英語として身に着けているフレーズが多ければ多いほど、英語の理解は、加速します。
海外へ出た子どもたちは、そうやってその国の言葉を習得していきます。
日本では、なかなかそんな経験ができないのですが、
英語の歌、絵本、楽しくやりとりができるフレーズなどなどにたくさん、繰り返し接する世界は、作れます。
教室と家庭との連携プレー。
たくさん英語と遊べる時間を作ってあげたいというところに行きつきます。
当教室にたどり着いてくれているママたちは、そういうことを感じていたから、たどり着いてくれたようです。
「小学校で英語が始まるから、1年生から、とりあえず、どこか英語レッスンに行かせていれば、
なんとかなるかな?」という感覚も理解できますが、英語が使える大人にするということは、
長い時間がかかるものです。