幼児クラスについて

おしらせにも掲載しましたが、幼児クラスから英語を始めることについて、お問い合わせがあった

ので、お答えしています。

「小さい時から英語をさせて、上手になりますか?」というとってもシンプルな質問を受けました。

「上手になる」ということばの意味は、いろいろあると思います。

1、中学校で困らない英語力をつけさせたい

2、英語でコミュニケーションができるように育てたい

で分けたら、1については、「中学校の英語のテキストを丸覚えできる力、フォニックスルールを

使って英語を読める力」をつけることはできますが、お知らせにも書いたように、「中間テストにこ

れが出るので、勉強しなくてもさらさらいい点数をとれる」力を望まれていたら、できません。 

中学校テストでは、「英語を正しく書け、日本語にできる」という力を試す場合が多いです。

mpiで目指しているのは、2です。 「流暢に話せ、自分の意見を英語で言える」ということを目標に

しています。 コミュニケーションの力は、「正確さ」のみを追求する中では、獲得できず、「流暢さ」

を追いかけることで身に付きます。 これは、中学校の授業では、なかなか訓練ができないです。

では、幼児クラスになんの意味があるのでしょう。 小学生になったら、「自分が話したいことを

話す」という経験をさせたいと思っています。「英会話たいそう」という素晴らしい教材があります。

会話の基本フレーズをインプットしていくものです。 それをさらさらこなすには、「英語の音に慣れ

ている、英語の練習の仕方に慣れている、クラスに慣れている」という土台があって、さらさら進み

ます。

年長さんで、「長い英語の本をみんなで言えるようになること」が、手助けします。

年中さんで、「みんなとがやがや英語で遊べる力」が手助けします。

年少クラスで、「ママと一緒に英語クラスに親しみ、ママがいなくても、お友達と英語の世界に踏み

出す勇気を持てたら」、それが手助けになります。

2、3歳児クラスで、「ママが英語で遊んであげる力をつけたら」、それが手助けになります。

年長さんの途中で入会しても、上記の準備ができるなら、それでいいと思います。

上のお子様が当教室に在籍の場合、英語環境ができていて、小学校入学まで、上記のことは、

ご家庭で引き受けてくださる場合もあります。

ご家庭の事情に合わせて、ご検討ください。