小学生以上で、
「外で友達と遊びたいけど、中学になって困らないように英語教室に行く」という動機で続けると、
困ったことが起きてきます。 「はいはい、これだけしてればいいのね。」さんになって、
「英語で話してみたい」という気持ちで、練習をしなくなります。 「発表はいや」「英語で話さない」
「英語を知っているだけでいい」は、実はとっても楽です。
「本当は遊びたいのに無理して続けたのだから、中学では楽ができるに違いない」と思い込むと、
中学でしなくてはならないことに頑張れなくなります。
「英語で話せるようになるときっと楽しい」という気持ちが無いと、コミュニケーションに必要な
いろんな壁を乗り越えることはできません。
「母語ではないことばで、新しい人の輪に入っていく」には、大変な勇気がいります。
また、「英語検定に受かれば、それでいいですから」という場合、 どんなにいい資格があっても、
実際、英語で話せる人になる保証ではないと思います。
我が家の場合、日本の学校の成績、資格、必要がありませんでしたが、
「英語の世界で生きていく力」は不可欠でした。
本当に英語でコミュニケーションできる力です。 英語の世界で生きていくための力です。
社会人になると、それが必要であることは、英語が必要な現場では当然です。
学校の勉強、英語の資格は、「英語の世界で生きていく力」へのステップだと思いますが、
次への気持ちを持ち、「本当の目的に向かって自分でなんとか頑張る」ためにしている
となっていたらいいなと思います。 親御さんにとって教室に来させるのは、大変な出費です。
目に見える結果が欲しいと考えて当然だと思いますので、難しいところだなと思っています。