幼児クラスでのアルファベット練習

中学1年の1学期、宿題でアルファベット帳を渡され、ひたすら書いて、テストを受けた経験がある保護者が大半だと思います。アルファベットは、そう覚えるものとの固定観念をお持ちの方が大半だと思います。

ひらがなも、小学校1年生の時にそうやって練習したという記憶もあると思います。でも、ひらがなの場合、音を知っています。音を知っていて、それを文字にあてはめることで覚えていけています。

英語を習う時に、音が無いのに覚えなさいは難しいと思います。

ことばは、まず、音が最初というのは、私たちが、ことばを覚える経験でわかります。

で、幼児さんたちも、アルファベットの歌を、何回も歌いますが、どれがどの文字にになるかという練習は、次の段階です。

まず、形を認識する必要があります。形を認識するのは、書くことが有効ですが、それを書き写す力が要ります。まっすぐ線が書けない。2本の直線があることが、認識できない。カーブが書けないという段階が幼児さんにはあります。

たくさんのお絵描きをしながら、視覚と運動機能を結び付ける訓練をしているのだと思う時があります。

そういう時期にどうして、アルファベットを練習させるか。それは、英語の本を読める時期を中学まで待てないからです。また、アルファベットの音を覚え、フォニックスを練習し、また、英語の音のインプットをしっかりすれば、小学生でも英語の本を読んでいけます。

なぜ、英語の本を読ませるか。 それは、自分で、英語をインプットしたり、英語の世界で、視野を広げることができるからです。本は、心の栄養です。

こころの栄養のために、幼児さんからアルファベットで遊びます。