例えば、 幼稚園年少さんがアメリカの幼稚園に入園するとします。
幼児であっても、異文化に慣れるには時間がかかります。
一定のサイレント期間を経て、慣れてきたときに、英語が聞けるようになります。
そして、繰り返し同じ英語を聞く機会があり、マネをしてみようかなと思う時が来ます。
幼児同士の会話の種類は、そんなに多くないかもです。先生は、たくさんの英語を話しますが。
yes 、no 、please 、sorryの他では、一番に言えるようになる英語は、『It’s mine.』 かもですね。
生きていくうえで大事です。
年齢が上がると聞こえてくる英語の量が増えていき、「一つ一つの繰り返しの回数」は、幼児さんほどでは、無くなります。
短期記憶から長期記憶に移行する記憶は、「繰り返しの多いこと」が一つの条件です。
英語教室では、その繰り替えしの状況をいろんな場面で作っています。 英語の場面を繰り返し、作っています。
自宅練習の大切さもそこにあります。
「自宅で全然練習しないので」と嘆かれる保護者もいらっしゃいます。
その理由は、様々で、事情をしっかり理解していく必要もあります。
自宅学習が進まないまま在籍していると「授業が楽しくない」という状況になっていきます。
今、その生徒にとって「大事なことが他にある」という場合、「英語を続けることが大事」と
思えないです。 いろんないろんなアプローチで「英語が楽しい」は、生まれるので、無理を
しないことも大事かなと思います。 友達からの刺激、ご家庭の英語環境があっても、
やっぱり「英語教室に行くより他にしたいことがある」という選択を生徒がした場合でも、それまで
の経験は、生きていくと思います。
英語練習をやめる年齢で、その残り方は様々です。
ある生徒は、5年生から、塾の関係でこちらにこれなくなりましたが、英語が残っているそうで、
塾の英語クラスで、びっくりされたとのこと。 1年生でやめてしまうとすっと無くなってしまいます
が、4年生までがんがばるとなんとか残っていきます。
事情があって教室を続けられなくなっても、自宅で、英語の歌を歌ったりしていてほしいです。