小中連携教育の英語における課題
小学校英語の成果を、いかにして中学校に結び付けて行くのか
多くの自治体が「小中連携教育」の実現に取り組む昨今、英語教育の位置づけはますます重要度が増しています。
2020年に向けての教育改革の柱である英語については、3・4年生からの外国語活動必修化、
そして5・6年生の英語教科化に注目が集まると共に、その成果に多くの期待が寄せられています。
小学校英語に取り組むmpiからの提案
「フォニックス学習」が身に付くと中学校の英語教科書の70%が読める
フォニックスを学ぶとき、まず初めに大切なことは十分な
英語の音のインプットがあることです。
一方、「聞く」「話す」「読む」「書く」言語4技能を目指す子供たちに
とって、文字との出会いは必然です。
「意味」と「音」から始まる言語習得に「文字」が加わることで
三角形の土台が成立し、人は言語能力を拡張していきます。
英語においては、「音」と「文字」の架け橋をフォニックスが担います。
人の言語習得は、
●意味(見る、聞く、考える、理解する)
●音声(声に出していう)
●文字(読んだり書いたりする)
という順番に行われます。
フォニックスとは
フォニックスとは、英語圏の子どもたちに英語の「音」と「文字」を結び付けるルールを教えるために開発された
音声学習法。アルファベットのABCDEFG・・・・・・はふつう、「エービーシーディーイーエフジー・・・・・・」
と読むと日本では教えられています。しかし、英単語となると、Aを「エー」、Bを「ビー」、
Cを「シー」と読むことはほとんどありません。
例えば、”bag”は、b、a、gそれぞれ、「ビー」「エー」「ジー」とは読みません。
「ビー」「エー」「ジー」はアルファベットの「文字の名前」です。
アルファベットには、「文字の名前」とは別に、「文字の音」があります。b、a、gそれぞれの音は、
便宜上カタカナで記せば、「ブ」「ア」「グ」となります。
この3つの音を組み合わせれば、”bag”と読むことができるのです。
フォニックス学習を導入
-
小学校中学年
アルファベットを認識、英語の文字と
音の概念を学び、一文字一音の
ルールから段階を経て、フォニックス
ルールを学びます。 -
小学校高学年
フォニックスルールを活用して
実践的に読み、聞いたことを
書いていきます。 -
中学校
「読む」「書く」の能力を駆使し、
自らが考え、学習する姿勢を
確立できることで、中学での
英語学習の可能性の幅が広がります。
フォニックスを学ぶと、自力で英語を読んだり書いたりすることができるようになります。
フォニックスルールを使うと、中学校の英語教科書の70%が読めるという調査結果もあります。
「参考」http://www.mpi-j.co.jp/pdf/Phonics70_2015
参考記事
- 小学校英語とフォニックス
- 中学校英語とフォニックス
- フォニックスとは?〜英語と日本語の学習法の違い〜
- mpiイングリッシュスクールズのフォニックス指導
- 日本で英語を学ぶ〜フォニックス学習から見る音声インプットの重要性
mpiの開発したフォニックス教材のご紹介
フォニックスの効能:自分で学ぶ意欲を持つことができ、自立した学習者を育てます。
- 1. カタカナをふらなくても正しく英語らしく読めます。
- 2. 英語の発音に自信がつきます!
- 3. 自分で読めるようになるので英語が楽しくなります!
小学校では
-
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