今台風が接近中です。今度は被害がないように、無事に通りすぎてくれることを願います。
現在「日本遺産」に指定された奥出雲のたたら製鉄について学んでいます。台風前の秋晴れの中棚田を見に行ってきました。眼下に広がる黄金の田園風景が、製鉄に携り自然を守った人々の努力と知恵の結晶だということに感動しました。鉄の採取のために山を削った後がこの田んぼですが、１００年後田に変えることを考えて山の南側だけを削っているそうです。南側の田であること、朝晩の寒暖の差が大きいことがおいしい仁多米が理由なんだそうです。　次に、金言寺というお寺の境内にある、なんと樹齢１３００年以上のイチョウの木を見に行きました。鎌倉時代から人間を見ているのだと思うと、日々の我々の悩みなんて本当に小さなものに思えてきます。そして１００年の人生のなんと短いことか。ひとつひとつ丁寧に過ごしていきたいですね。季節の移りかわりを楽しみながら。ちなみに金言寺のイチョウは１０月２５日～１１月５日まで夜ライトアップされるそうですよ。
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