今年度最後のオープンクラス -1年でここまで伸びました

今年度最後のオープンクラス No.2

~1年でこれだけできるようになりました~

レベル2のオープンクラスの様子です。

レベル2の生徒さんのHくん、とても覚えが早く、10か月ほどでアルファベットの大文字小文字もすべて書けるようになりました。アルファベットの順番でなくても、バラバラにチェックしても、きちんと書けます。

そこで少し早めにフォニックスを勉強し始めました。

フォニックスではアルファベットの26文字の音、1文字1音というルールから始めます。

1つ1つの音を確実に出すために、先生の口の形をしっかり見て、自分の口の形と比べたりしながら音を学んでいきます。特に日本語にない音ーf、v、r、lなど何度も練習です。それを繰り返すことで音を覚え、発音もクリアになっていきます。子音の発音ははっきり違いがわかるので、きれいに出るようになってきました。

その次が短母音の練習です。これは本当に厄介で、日本語の「ア」とカナ書きできる〔a〕〔u〕の音は違いますし、〔o〕も「オウ」ではありません。〔e〕の音もアルファベット読みの「イー」とは違いますし、〔i〕の音も日本人のなかなか出しにくい音の一つかもしれません。

今のレベル2はこの短母音を練習しています。本当に耳を鍛えるのは時間がかかることなんです。

そしてうまく聞き取れなくて、生徒さんのほうが「わからないよ~」となってしまう第1関門かもしれません。でも3文字単語を自力で読めるようになってくると、ここで負けないぞ!という気持ちも育ってきます。つらい時期を乗り越えてこそ、読めたとき聞き取れたときの喜びは大きいと思います。

Hくんも今聞き取りに苦労している最中です。お母様にお聞きすると、とても悔しがっておられるときもあるようです。それでも読む努力をしてくれています。お母様のサポートのおかげだと思います。

オープンクラスで、単語の初頭音を次々と変えて読み、1文字1音の成果を見せてくれました。

英会話体操のフレーズを使ったやりとり(スキット)も自分で考えて、発表をしてくれました。

これからこのクラスもどんどん伸びてくれるでしょう。楽しみで仕方ありません。