Gooくんの紫陽花

今日は日本でがんばっている一人の若者を紹介します。

シンガポール人のGoo Lay Guan(グー・レイグアン)さんは3ヶ国語(英語、中国語、日本語)を話します。本当はもっと話せます。東京で専門のコンピューターの仕事をしています。多彩な趣味を持ちます。美味しい料理を作ります。日本料理も何でも作ります。焼き鳥だって作ってしまいます。耳で聞いた音楽をピアノでさら~っと弾きます。ピアノは習ったことはないそうです。そして、写真クラブに所属して日本のあちこちへ行って写真をバシバシっと撮ります。例えば、同じ花を撮ったとしても彼の写真は、小さな花びらや小さな虫たちの息している姿がそのままに繊細に捉えられています。

スクールの紹介に載せた、紫陽花の写真4点とこのブログの3点は1点以外、いずれも今年の彼の作品です。飛鳥公園とあじさい寺で撮影したものです。去年の作品がどれかおわかりでしょうか。撮り方が少し異なるそうです。

ところで、彼は先週、写真クラブのシンガポール人と日本人の仲間といっしょに南三陸町にボランティアに行って、溝に埋まった泥やヘドロをスコップで掻き出したり、泥と海水でダメになってしまったアルバムの写真を一枚一枚丁寧に洗って復元する仕事をしてきてくれました。

いつもいつもひたむきなグーくんです。シンガポールのご家族は首を長くして帰りを待っているでしょうが、私は密かに、彼が日本人と結婚して日本に住むことを期待しています。^^