Tuesday Class お別れミニ発表会

昨年度の2月のおわりのこと。MとNとKの小4の3人のクラスに、突然お別れがやってきた。この写真は3人での最後のレッスン時に保護者の方にも見ていただいてミニ発表会をしたときのものだ。3人ともSpeech Adventure for kids 1(子どものための英語で自己表現1)が殊のほかお気に入りだったので、何を発表するか好きなのを選ぶように言うと、迷わずスピーチを選んだ。少々早口過ぎて、聞き取りにくいこともあるが、スピードに乗って自分のことを10文以上の英語で話せるのが嬉しいようだ。

写真1(M): This is my brother.(絵を指して「これは私の弟です。」)の瞬間です。

写真2 (N): This is my dream pet.(これは私がいつか飼いたいペットです。)の瞬間です。

写真3 (K): My favorite snack is cookies.(ボクの大好きなお菓子はクッキーです。?)の瞬間です。

Mは進学塾への入塾テストに合格し、火曜日が塾と重なってしまった。お父さんは塾の英語とことばの広場3丁目の英語は違うので、両方がんばってみてはと言ってくださったが、曜日の調整も難しかったこともあるが、本人の負担を考えて、先ずは塾に集中することをお勧めした。Mがいくつか塾の体験レッスンを受けた後、どう感じたのかを聞かせてくれたことがある。それぞれのいいところと、「う~ん???」と思ったところを冷静に判断していることに感心させられた。この子だったら、どこに行っても自分を見失わず目標を決めてコツコツとやっていけると確信できた。Mは昨年のmpi関西パートナー・キッズ・チャリティー発表会で、松香洋子会長から表情や表現力をとても褒めていただいた。それをもっともっと伸ばしていくお手伝いをしたかったが、彼女ならどこにいても大丈夫、きっと更に磨きをかけていくだろう。

Nは女の子だけど男らしくて(笑)野生児のような輝きを持った今どき珍しい女の子だった。ちょうど1年前にこのクラスに編入してきた。冬でも半袖の体操服を着て、自転車をものすごい勢いで飛ばして通っていた。早くから難しい進学塾で、常に学校の勉強より先へ先へと勉強していたようだ。また他の習い事もあったので、口癖のように「忙し過ぎて英語の宿題ができない」と言っていた。何となく息抜きに来ている感が否めなく、何度か叱ったこともある。隣の市への転居が決まったのが2月のおわり。あっという間にいなくなり、あまりじっくり話せなかったが、あの強さがあれば新しい環境もきっと乗り切っていくに違いない。人懐こい笑顔が懐かしい。

そして、一人残った男子K。生涯で怒った経験がないという優しい人柄で、いつも女子2人に押されていた。半分諦めの境地で女子の口攻撃を笑顔でかわしていたのかもしれない。

MとNの顔と名前を書いた絵カードが残っているので、今もレッスン中に彼女たちは登場する。例えば、Speech Adventure for kids 2 というテキストでは、二人の好きな科目は何だろうとKと二人で想像してみたりする。

I think M likes Japanese and Music(Mは国語と音楽が好きだと思う). とか

I think N likes PE(Nは体育が好きだと思う).など。

Kも私もこの答えはかなりいい線をいってると思っている。

★ もし、MとNがこのブログを読んでいたら正解を教えてくださいね。

翌日、Mの正解がわかりました。

M likes Japanese, social studies and English.(Mは国語と社会と英語が好きです)

She doesn’t like science or math.(Mは理科と算数が嫌いです)

そして、月曜日と土曜日と日曜日に遊ぶ時間があるそうです。今度いっしょに遊ぼうね!