音読を褒めてください

Facebook上で、言葉の森という作文教室の投稿記事を読みました。一部抜粋させていただきます。

 

・・・「読み方がどんなに下手でも、間違っていても、やる気なさそうに読んでも、小さい声で読んでも、一切注意せず、いつも、『読むのが上手になってきたね』と褒める」という方法です。
 

 

正確に読むことを要求され、正しく読むように注意されて音読している子は、音読が苦手になります。だから、音読の勉強自体を親の前ですることを嫌がるようになります。だから、結局、音読という勉強が続かなくなるのです。
 

 

どんなに間違った読み方や下手な読み方をしても、いつも、『読むのが上手になってきたね』と褒められている子は、音読が上手になります。不思議なことですが、褒めていれば自然に上手になり、注意していればその反対に自然に下手になっていくのです。・・・

 

mpiの教室では絵本も一冊丸ごと暗誦します。フォニックス学習の前段階で大量の音声インプットをしている子たちは、まだ自分で読めないので絵本を見ながらCDをたくさん聴いて耳から覚えます。

 

大抵子どもたちは耳が良いですが間違って覚えてしまうこともあります。強弱のリズムやイントネーションができていれば多少間違っていても後で気付くのでそのままでも大丈夫と言われていますが、やはり教室ではそのままという訳にいかず褒めて直す、直して褒めるの繰り返しかもしれません。

 

でも、親御さんには、お子さんがうちでがんばって(CD)音読をしていたら何の躊躇もなく褒め続けていただきたいと願います。国語でも、英語でも、他の本でも。よろしくお願いいたします。

 

追記: 6月から月2回ヴォイス・トレーニングを受け始めました。♪わが母が教えたまえし歌、を歌えたらなぁという密かな願いからです。先生がお若いせいか(?)あまり褒めてくださいません。最初の週に嬉しいことばを一言だけいただき、その後たくさん直されましたが、その一言を思い出しては練習に精を出しました。翌週からほとんど直されることばかりでだんだん練習もサボり気味です。十分な(笑)大人でもこうですから、褒められるということは如何にやる気をアップさせるかがわかります。お子さんたちはお母さん、お父さんに褒められたいのです。兄弟姉妹がいれば特にそうかもしれません。親御さんを、お子さんの私設応援団長に任命させていただきます。