2016湊川YUMEまつり実施

非常に暑い中、ご参加くださった皆さん、お友だちを誘って来てくれた生徒さん、1人で参加してくれた勇気ある生徒さん、ありがとうございました。楽しんでいただけたでしょうか。

 

知的精神的障害を抱える方を支え、社会の中で仕事をしながらそれぞれの夢(YUME)が叶え(KANAE)られるようにと3つの事業所を立ち上げ多くのスタッフの方々と共に頑張っている小出美子理事長の声かけで昨日スタートしたばかりの「湊川YUMEまつり」。地域の皆さんとの交流を目指しています。

 

ちょうど私の誕生日7/26の未明に起こったあのおぞましい事件を知って「怖い怖い!」と怖がっている利用者さんもいらっしゃるそうですが、昨日は子どもたちに負けないぐらい楽しそうにされていて安心しました。Kenさんが撮った写真の中で私が口を押えて笑っている一見失礼な一コマがありますが、あれはLet me try!してくれた彼女がそうっと西瓜を探り当てると連続してポンポンポンと叩いて(でも決して割れる力ではなく)、あまりに自然なので違反とは言えず思わず笑ってしまったところです。

 

もう一つ可愛かったのが、色と右、左(手と足)との組み合わせで動くTwisterというゲームをしている時、Let me try!して出てきてくれた彼女が2歳児Kちゃんと対戦したときのことです。2歳児の歩幅は小さいので両足で1つの色の円に立っていいことにしました。最初、彼女は両足で違う色に立って英語の指示通りすごく頑張っていたのですが、途中からKちゃんに合わせて同じように両足で1つの色に立つようにしてくれて、2歳児ともまじめに真剣に向き合ってくれてる姿に心が動きました。

 

① コーヒーハウスYUMEさんでのゲーム

② 湊川ミルクさんでの駄菓子

③ グッピー亭さんでのランチョンマットづくり

 ④ ことばの広場3丁目での西瓜割り(西瓜割りの前に、方向のおさらいTwisterゲームと数と方向のおさらい♫Mother Goonie Birdの歌でダンシングリッシュ)

 ⑤ グッピー亭さんでの♫Singing HikersさんのLIVE演奏

 

他会場の様子は見ていないのですが、子どもたちに作ってきたばかりの折り紙のコマやゲットしたお菓子、手描きのランチョンマットなどを見せてもらい楽しんできたのが伝わってきました。

圧巻はラストを飾るSinging Hikersさんのライブです。グッピー亭さんは「トトロの家」のようなとても雰囲気のある古民家です。以前、七夕発表会をやらせていただいたことがあります。

 

Singing Hikersのお二人は非常に暑い中をいとも涼しげに、リズムや音程をいろいろ変えて、大人も子どもも楽しめる工夫を凝らした選曲をしてくださり、おまけに全く無報酬で、お二人のご協力に心から感謝いたします。

 

童謡を中南米風(?)にSinging Hikers風に自由にメロディーやリズムをアレンジして歌ってくださいました。Mercuryの生徒さんのママでもあるQuintoさんはpandero(パンデイロ)というタンバリンに似たパーカッションを中心に様々な打楽器を駆使していつ聴いても曲ごとにドラマを創り上げているように感じます(Kenさん弁)。Gut guitar(ガットギター)とvocal(ボーカル)のYokoさんはとても さわやかで のびやかな 声の持ち主です。その声がギターと一体化しています。

 

♫ 海は広いな 大きいな 行ってみたいな よその国・・・

 

♫ マドのサンサはデデレコデン  ハレのサンサもデデレコデン・・・

 

♫ ほ ほ ホタル来い あっちの水は苦いぞ  こっちの水は甘いぞ・・・

 

♫ カエルの歌が 聞こえてくるよ ゲゲゲゲ ゲゲゲゲゲゲゲ(敢えてゲゲゲだそう) くわっくわっくわっ・・・

 

♫ オリジナル曲のRhythm「リズム」 挿入歌の♫ ブンブンブン 蜂が飛ぶ・・・ ブンブンブンのところをYokoさんが即興で遅かったり速かったり複雑だったりのいろんなリズムで歌って、会場がそれを受けて返します。

 

♫ Encore(アンコール)は ♫ 遠き山に日は落ちて・・・

 

きっと来年もありますので、今日来てくださった方もご都合の悪かった方も、来年お越しくださいませ。

 

最後に、ことばの広場3丁目会場のサポートをしてくださったYUMEのスタッフFumieさん、英語落語のフレンド美安美安さん、そして今日の日のためにお休みを取ってくれたKenさん、三人のサポートなしではやれませんでした。心から感謝しております。