中学生のある日、英語担当の先生から、
「英語の弁論大会に出てみない?」と廊下で声をかけられる。
何の基準で声をかけられたか分からないけれど、
まあ、読書感想文や夏休みの絵画のコンテストなど、
小学校のころもこんなことがあったので、
何の疑問も迷いもなく、
「はい、わかりました。」
作った英作文を英語担当の先生に持っていったら、
赤ペンで真っ赤になった手直しのノートが戻ってきて、
また書き直す。
それを何回か繰り返したら、
今度はALTが話に着色をして書き直す。
まあ~!何だか知らない単語もいっぱい増えて、
それはそれは、自分のものとは思えない、
とても内容のある(らしい)素晴らしい文章。。。
それを、覚える。
何度も言って覚えて、丸暗記。
放課後残って、職員室
掃除時間が終わった数十分間に講堂のステージで、
とにかく、練習練習。
スピーチの内容よりも、
どこでどの単語のどの英語を言うか、
それをひたすら機会的に覚える。
スピーチコンテストの後に、
そのことについての質問もないわけだから、
スピーチの内容がわかって無くても大丈夫。
とにかく、正確にひたすら覚えると大丈夫。
そして、本番。
まあ、30年以上も前の中学校の弁論大会ですから、
今はこんなことはないと信じたいですね。
Part 4に続く。。。