英語の読み方指導 フォニックスについて

先日の小学四年生のクラス。

テキストの英文の単語をよく見て、
学んだフォニックスのルールを探して、
印を入れるアクティビティ。

こうすることで、
子供達が、
文字をよく観察して、
文字のルールと組み合わせから、
文字が構成されていることに
気づきます。

マジックEのルールは、
Cake
Name
のように、
子音ではさまれた母音と
最後のeという並びで、
子音で挟まれた母音を
アルファベットの言い方で
発音します。

また、ai, ea, uiなど、
母音が続いた文字は、
最初の母音を
アルファベットの言い方で
発音します。

例えば、
Grapefruit juice
(グレープフルーツ ジュース)

Gr / a / p / e と分けて、
a-eをつなげる。

fruit juiceは、
fr / ui / t
j / ui / ce
と分けて、ui をまとめる。

こういった作業によって、
単語の形を自分の目でしっかりと
認識をしていくことができます。

そして、
自分の声を耳に届けて、
正しく発音をして
丁寧に、
正確に読む。

この作業を
根気良くできるようにするためには、
一年生や二年生での、
アルファベット指導が
大変重要になってきます。

そして、
だんだん知的刺激を楽しいと感じる四年生は、
この作業に、
新しい英語の文字の見方を
面白いと感じ、
目を輝かせて、
文字読みに集中し、
文字の分け方が合っていると、
「やった~!」と歓声があがり、
自分の「できた感」が高まります。

今の時代、
現実的な情報が
子供達の耳に届くことが多いのか、
自己否定する子供達が多い気がします。

でも、英語指導を通して、
自分の力を信じられる子、
自分の力で考えられる子、
自分に自信が持てる子を育てていきたい。。。

今日で、今年のレッスンが終了します。

今年一年の反省をして、
また、新しい一年に向けて、
自分の指導力を
見つめるなおしたいと思います。