英語教育豆知識 ⑤ 「英語のできる12歳」松香洋子著から

英語教育豆知識の続きです。

松香先生は、たくさんの本を出してくださっていて、全てを吸収したいと繰り返し読んでいます。

「英語のできる12歳」

という著書は、2000年に出されましたが、ずっと知っておくべきことが書かれています。

その中で、「小学生の英語教育としてしてほしくないこと」として15個、書かれています。

1、おどして  2、テストして、 3、成績をつけて、 4、順番に並べる。

5、目から学ばせる。 6、解説する。 7、理解させることに情熱のすべてをかける。

8、日本語に訳す。 9、カタカナをふる。 10、文法を教える  11、まず単語を教える

12、部分を教えて組み立てさせる 13、一言残らずわからせようとする 

14、ゆっくりいう、書かせる 15、子どもを机、教科書、鉛筆にしばりつける。

 

上記のような指導を一つでもしていないか? 常に検証する必要があります。

最近、「1、おどして」という部分で、頑張れ!という意味で、3年生以上には、

厳しい部分があるかもです。 でも、発表会前では、できてきたことをすべて受け入れ、

励まして参加できるようにしたいと強く思っています。 「10の文法を教える」ことは、

いけないという表現になていますが、コミュニケーションの中で、使うことで会得する

という方法で、mpi教材は、作られています。誤解のないように。

他の番号については、こういう教え方は、したことが無いので、反対に、こういう教え方

ができると考える方が不思議です。