高校英語と児童英語のかかわり(5){英文法}

{英語の文法と児童英語のかかわりについて。}

中学にはいったときは、パターン文の理解で、なんとかしくみを理解していけます。
そこから、「人間のことばを分析する」という知的な活動も、英語学習に加わっていきます。

つまり、「分析力」です。「言語体系に(知っていることば)を振り分けて体系化していく作業」となります。これは、高校英語で、中心的な役割を果たします。いわゆる「文法の学習」です。

文法理解の前に、英語の単語、文章そのものを覚えなくてはなりません。ことばを覚えていくのに、音がわからなければ、至難の業です。英語の音に慣れていたら、どんなに楽だったろうにと思う高校生がたくさんいます。

また、使ったことがあるフレーズでしたら、あとは、それの組み立てを考えるだけでいいです。そんなデータベースを作れるのが、児童英語の世界です。たくさんの英語の場面に遭遇できます。

「動名詞構文」「不定詞構文」・・・なんて、高校生の分野ですが、多読教材の中で、普通に出てきて、なんとなくわかっているという経験をしている児童英語の生徒たちです。