高校英語と児童英語のかかわり(1){高校生は、リスニング力が必要です}

長年、様々な高校に在学している生徒の英語指導をしています。

あるレベル以上の進学校では、「読める、書ける」だけではなく、「聞ける」ということも重視します。「話せる」という点を学校授業で追いかけるのは、難しいですが、「センターにリスニングがある」という点で、聞く力が必要な生徒の比重が高い場合、「聞ける力」は、不可欠です。(志望大学により、センターでリスニングが必要な場合があります。)

学校では、突然、「高校英語レベルの英文を聞く課題」が与えられたりしますが、きちんとリスニング訓練を基礎から受けていない場合、「チンプンカンプンです」というのが、生徒たちの反応です。

「CDの速度に合わせて、一緒に読んでみようか」とさせてみても、「舌がまわりません。」という反応です。

大学生になったとき、次の段階へ進むために必要な英語の力は、上記を抜きに語ることはできません。

そして、就職の段階になったとき、英語を「聞いたり、話せたりする力」は、身を助けることは、言うまでもありません。

また、仕事をしていく上で、「たくさんの英文を早く読める力」が必要です。

実は、上記の「聞ける力」「言える力」が大きな助けとなって、英文を読めるようになっているという事実にも注目してほしいのです。