親子英語時間という考え:L0クラス~L3クラス

『英語時間が作りにくい』『時間がない』『遊んでばかりで英語をしない』
とお悩みをよく聞きます。
まず、子どもは、この年齢で、
『今から○○の練習をします。』と自分から毎日言うというケースは、天地がひっくり返るほど、まれです。

現実的な英語時間の提案です。

◆親子で、『いつを英語時間にするか』
を理想ではなく、絶対にできる時間の中でみつける。
◆その時間になったら親が声をかけ、その時間を共有する。
◆横に一緒にいて、聞いている、励ます、褒める、英語時間達成を一緒に喜ぶ
◆声をかけてもしないなら、決めた時間を考えるです。

そして、注意点です。
★指導しない。★文句を言わない。

つまり、以下を言わないことです。
★,「ちゃんとしないと先生に怒られるよ」「友だちはできるのに、どうして、できないの」「あとで困るよ」は、禁句です。子どもから英語を遠ざける原因です。

毎日の子どもの英語時間10分は、親子英語時間10分です。子どもの英語時間を作れないのは、親自身が子どものための英語時間を作れないからと考えると、『親の工夫しだいで英語時間は作れる』です。

工夫の基本は、

●一緒に英語時間を共有する。
●達成を認め、励ます。

『英語時間を一人で作っているなら天才』と思います。4年生ぐらいからの自立へのはしごかけをしていきましょう。

子どもが英語時間を作らないのは、子どものせいではなく、親が与える環境です。

しかし、これは、とっても大変で、解放されたい、めんどう、忙しい、学校の宿題をさせるだけで一苦労
等々が現実です。

なので、
『家庭で親が英語時間をどれだけ作れるかが、子どもの英語力に比例。子どものせいにしない。しかし、親の事情があるので、その事情内で、できることをしていく。』
とお考えいただければ

「英語練習しないんです、うちの子は。」と嘆くのではなく、「うちの事情の中で、親子英語時間をあまりつくれませんが、よく頑張ってくれています。」というお気持ちで、親子で助け合い、日常で、『親子の英語時間が楽しい』となっていただくことを願っています。『授業準備の達成度』は、『子どものせいではなく、親の工夫しだい』ですので、保護者の皆様は、『お子さまの達成度合いをご自分の工夫力度合い』とお考えいただき、自分のことになるので、『もっと工夫しだいでは向上する』と安心していただければと思います。

子どもの能力の理由ではなく、ご家庭の事情しだいの英語力です。工夫しだいです。

工夫例
●具体例:Raz -Kidsの 場合、

小さい生徒の場合、膝にのせるがいいです。横で一緒にでも、近くで聞いているでも、生徒希望で。
①リスニングでは、真似ができるか親も聞いている
②うまくできない時は「頑張ったね。でも、もう一回するともっと上手だね」とかと励ます。
③うまくいったら「上手にできるようになったね」と達成を共感しましょう。
④リーディングは、うまくできないなら、録音もできるので録音し、聞き直ししてみたり、少し手伝えるようならヒントを出すもいいです。
⑤クイズは、したい生徒はしていき、生徒だけでは、できない場合、自由にさせてください。手伝おうとするといつもになり、ご家庭負担なら無理せず、ご一緒に楽しめる場合は、手伝ってください。

●例:英語の歌の時間
CD をかけて、歌うのを聞いてあげる→CD なしで歌えるかチェックする→できなければもう一度
を繰り返し、CD なしで歌えるようになったら、家族の前で発表。動画をとり、おばあちゃん、おじいちゃんに送り、すごく誉めてもらう。

●例:英会話たいそう(復習も含め)
全部、歌えるかチェック。
一人で練習させて、アカペラで歌えるようになったら、表を作っておき、シールをはる。次は、絵をみて英語が言えたら、次は、一人でスキットができたらなど、レベルをあげる。家庭内に成果を記録、公表できる場所があるもいいですね。管理ではなく、達成を一緒に喜ぶです。