経験したことからルールを見つけ、頭の中に英語ルールの部屋を作り、それを線でつないで他に利用していく感じが、英語ルールの体系化です。
例えば、主格代名詞の理解です。
Takeshi is happy. →He is happy.
Takeshi reads books. →He reads books.
と応用していくのですが、自分で考えようとする時間を作ります。ヒントも出し、自分で言えたら、次は、ひとつひとつの回路を強固にしていく練習です。
Takeshi is good at…..→He is good at……
Takeshi is not good at…….→He is not good at….
という訓練をたくさんしていくと、この変更が自動化され、She, We, They と変化させていく助けになります。
友だちのことを他の友だちに伝えるという本当の場面に似ていることをして、「そういうことね。」と、代名詞の働きを理解するのが自然です。
問題集の書きかえ問題をいくつか書いている間に、何回も言いかえの経験ができます。
母語は、そうやってマスターして、言語体系を作り、無意識にできるようになりました。
英語ルールの体系化も、
経験→ルール見つけ→ルールの確認→訓練→自動化→ルールの体系化→使えるようになる
という仕組みへの環境作りが教室です。