7月8日、発表会を前にお伝えしたいこと

当教室で大事にしていることが、浮き彫りになる時期なので、伝えさせて下さい。

1、自己肯定感

現在、通常カリキュラムの他に交流会の課題に向けた練習を授業の中で行っています。英語交流会では、今の時点での生徒のパフォーマンス度が、あらわれます。
比べて評価してしまうと、「自分は他に比べて劣っているから出たくない」、「ママに怒られそう」という気持ちになりがちです。
保護者の方も、「なぜ、みんなと同じにできないの」と評価されることもあると思います。

3年生以上の教材については、生徒の進度に差が出て、5年生では、かなり、表現力に開きが出ることがあります。

しかし、これは、ピアノやバレエ、サッカーなどの習い事でも起こることです。でも、人と比べるのではなく、自分なりに頑張って少しずつでもうまくなっていけたら、それぞれの到達点でいいということになっていると思います。英語も同じです。

特に5年生以上になると、資質により、クラスで、ネイティブがそこにいるぐらいのレベル差になることもありますが、アメリカ人が英語が上手で、それに比べて下手と落ち込むことは無いので、むしろ、留学しているみたいと思えば、ラッキーです。

また、生徒により、いろんな事情が出て、自宅練習時間、出席回数も差が出てきます。

しかし、どの生徒もそれぞれ、「自分なりに頑張っている」という気持ちがあったら、それが一番です。
「自己肯定感」を大事にしています。

まず、子どもたちにとって、一番の理解者であるママたちに、そこを応援してもらえると、それが一番の力になり、「自己肯定感」の土台になります。

2、伝える力

わからないこと、知っていて欲しいことがあれば、直接、MsFujiiに伝える力も鍛えて欲しいです。
ほとんどの生徒が、いっぱい、話してくれます。英語授業ですが、教室を出ると日本語時間です。「忙しくて英語できへん、風邪ひいてた、おでかけした」、「日本語タイム、いいですか? ここ、わかりません。」などなど。
何も伝えないで、自分のことをわかってくれないと怒ってもしょうがないです。先生も万能ではないので、
間違えることもあります。
「伝える力」も重視しています。日本語でできないことは、英語ではできません。

3、英語時間の習慣のバランス

どんなに忙しくも、学校の宿題のあとの英語時間の習慣。これは、財産になります。少しずつ、習慣にしてもらいたいです。
しかし、たまには、サボる週があっても、いいと思います。ゴムは伸びきらないようにです。バランスです。

英語交流会は、練習の段階でも、いろんな経験になっています。参観していただくポイントとして、また、教室の方針として、伝えさせていただきました。