Jeff先生ドイツ時代・ベルリンの壁の仲間たち

Jeff先生の話には多くの興味深い話があります。
映画を見ているようなお話もたくさんです。

ほとんどのお教室の子供たちも知っていると思いますが
Jeff先生は日本に来る前ワシントンDCで警察官をしていました。

この7月、Jeff先生のドイツ時代のreunion (同窓会)がありました。

東西ベルリン境界上に築かれていたベルリンの壁ですが1989年11月に開放されました。
その当時Jeff先生は境界上の警備警官として3年間ドイツでの勤務を命じられていました。
イギリス・フランス・アメリカの3国で、東西を往き交うそれぞれの国の人たちに許可証を発行をすること、その場所をコントロールすることがメインのお仕事でした。

「もう許可証発行の必要は無くなった。人の動きがあっても問題ない。」
と連絡を受けるとほぼ同時にJeff先生の目に飛び込んできた映像は私たちがテレビで見た映像と同じものでした。
ベルリンの崩壊する壁とそれを登り超えようとする多くの人たちです。

私にとっては、歴史の一場面として記憶にあるだけですが、Jeff先生の話を聞けば世界史に世界に興味がわきます。
知らない事だらけで恥ずかしい限りですが・・・

そんな話やオフの日の話や・・・
Jeff先生の嬉しそうな様子が写真でもわかるかもしれませんね。
その当時の数世代の方々の同窓会でしたが、約20年ぶりの再会に花が咲き賑わいました。

映っている女性の2人も当時の仕事仲間です。
彼女らの会の仕切り方やまとめ方も素晴らしく、目を見張るものがありました。
まさに精神も鍛えられた女性たちです。

同行した私の母も色んな感動を覚えていました。
はるばるやって来た76歳の日本人女性に対する彼女らのおもてなしには感激しっぱなしでした。
私にとっては、改めてお国の違いを感じた瞬間でもありました。

私は、高校生留学AFSのボランティアにも関わっていますが、本当に国ごとに色々な色があるものです。
それぞれに違って、感心したり驚いたりです。
日本が学ぶことも日本が伝えるべきこともたくさんです。

それぞれの違いを受けとめながら平和な地球をと願います。

1人でも多くの子供たちが、そんな違いに気付き、自身の人生を豊かなものにしていってほしいなあと切に願います。

風になびく星条旗はタイミング良くJeff先生が撮影しました。
美しく撮れた画面を見て満足気なJeff先生でした。

Emi