英語がなかなか通じないという体験+絵を描くゾウさんたち

この年末年始、家族がタイに集合することになりました。

首都バンコクも北のチェンマイも心配した洪水の影響は無かったところも多く、また影響があったところもほとんど落ち着いた状態でした。
日本で起きた大災害の後、海外の方には、なかなか伝わっていない現状が多くあったことと同じだな~っと思いました。

思っていたより英語が通じない場所が多く、ジェスチャーを使ったり笑でごまかしたりとお教室の子供たちの思いを肌で感じました。

ご挨拶とありがとう以外に覚えたタイの言葉「エビ」・・・「ク~ン???」「コ~ン???」タイ語ってとても柔らかな音です。

人気のエビ味せんべいがあり、お店に置いてあるそのせんべいが、エビ味か否かを確認したくて、私は娘と一緒に「ク~ン?」「コ~ン?」「ク~ン?」と何度も尋ねました。
それも発音の悪さに通じず、とても親切なタイの方は、手を自分の口にもってきて、「チュン!チュン!」と言いながら、人差し指を上下に動かしてエビの真似をされたのです。

私たちは、エビだな!と、ほぼ確信をしたのですが、その方はすぐに向かいのお店へ走り戻って見えたかと思うと「shrimp!」っと得意げに教えてくれました。

大の大人が表現手段として笑顔でジェスチャーを使うことに何の戸惑いもなくとても嬉しいひと時でした。ノンバーバル(顔の表情、目力、など言葉以外の意思伝達方法)での意思伝達方法は、日ごろの私たちのやり取りの中で約60%以上を占めていると言われます。つまり実際の言語は40%以下だということです。

娘達と、英語の伝わらない国に行くことも、とても大切なことだよねと話しながら
エビの話と笑でにぎわいました。

また絵を描いてくれるゾウさんにも会ってきました。
目の前で描いていかれるその絵に感動せざるをえませんでした。
5頭のゾウさんが、それぞれに5枚の絵を仕上げました。

そうそう!
1頭、自画像を(ゾウさんの後姿)描いていたゾウさんが調子が悪かったのか、途中、選手交代させられました。
なんと、交代させられた次のゾウさんは前のゾウさんが描いた次から仕上げていくではありませんか!!!
そして耳の部分をさらに見栄え良く仕上げて行ったのです。

私は感動し涙が出て仕方がありませんでした。
5枚の絵のお披露目があり、Jeff先生も私もそれぞれに迷わず絵を購入してきました。写真見えますか?

私の持って居る絵は6歳の女子ゾウさんThongpermの作品です。
Jeff先生の方は11歳の男子ゾウさんPayapの作品です。

新鮮なバナナやサトウキビをたくさんもらっていることに大変嬉しく思いました。
ずっとずっと良い環境の中に心地よく過ごせますようにと願います。

皆さんも機会を見つけて是非訪ねてみてくださいね。

今年も色んな体験をお教室の子供たちに話して行きたいと思っています。

Emi