NFL(National Forensic League)とは、Training Youth for Leadership (明日のリーダー育成)を理念に掲げ、アメリカで1925年に設立された、青少年のスピーチ、ディベイト協議会運営団体です。
論理力・コミュニケイション力など、グローバルに活躍するために必要な力が身に付き、世界と渡り合うことで自信が持てるようになります。
NFLの協議会で納めた成績は、ポイント制により経験を評価され多くのアメリカの大学で入学審査の評価事項としても認められているという事ですから、海外大学入学へのメリットにもつながりますよね。
日本にも発足した2014年に、「the National Speech & Debate Association 」に改称されていますが、
これまでに、最高裁長官や財政界、ニュースキャスターや、映画界などにも多くの人材を輩出しているという事。
昨年、初めて日本で行われた大会では、スピーチコンテストのみ、今年はディベイト大会も加わり、この7月26日と27日、東京で実施されました。
この大会に審査員はネイティヴスピーカーのみ。
Jeff先生も審査員の一人として参加させてもらいました。
私は審査員たちの中に交わり、審査のあり方や進められ方を見学させてもらいました。
AI artificial intelligence 人工知能について 賛成か反対に分かれての討論。
2名が①チームになり、当日、賛成か反対をコイントスで決められます。
つまり
当然のことながら、賛成として、反対としての両内容を準備する必要があります。
もちろんディベイトですので、意見を伝えるだけではありません。
より多くのデータを収集し、根拠に基づき相手を納得させる準備です。
どんな方向に流れるかは、まったく見当が付きません。
それはそれは素晴らしかったです。
日本はもちろん、韓国、中国、台湾、インドから72組のチームが参加、日本人高校生もとても頑張っていましたよ。
本当に感動しました。
同時に
日本人に欠けているものが浮き彫りになった感じです。
英語を楽しみ、それを使う事で、世界が広がる・・・
そうなったら次は、社会に貢献できる大人を意識してもらえるように、私達大人は、どう子供達をリードして行くべきか???
更に深く考えました。
日本人の奥ゆかしさや周りへの思いやる心を大切に守りながら、意見をする時にはしっかりと伝える。
完璧な英語ではなくでも良いのです。
できれば癖のないきれいな英語で、自身の思いを根拠に基づき相手に納得してもらえるように伝える。
一見、戦いのような そのやり取りで、相手の考えを知り、学び、そこを尊重出来るようになる。
彼らの最後の握手には、大きな意味を感じました。
今回の優勝者はアメリカ大会に招待されます。
そこで、更に磨かれるのでしょうね。
この素晴らしい大会、
より多くの日本人高校生にチャレンジしてもらいたいです!
論理力、パワフルなコミュニケイション力を育てていきましょう。
その為にJeff先生とEmi先生ができる事は?
私達は間違いなく、この仕事にやりがいを感じています。
Emi