「絵本の読み聞かせ」の良さってどこにあるのでしょ?

 絵本の読み聞かせは、宝です。

そして、子供達の宝になります。

そして、読む側の大人たちにとっても宝になります。

ひとつの宝ではないのですよ。
いくつもの宝につながって行きます。

柔らかな宝だから伸びて増えて広がって行くのですよ。

 

 

「クシュラの奇跡」をご存じですか?

 

精神的にも身体的にも遅れがあるとドクターから診断されたニュージンランドの女の子クシュラ。

生後4ヶ月からご両親の愛情の元、1日14冊の本を読み聞かせてもらったそうです。

そうしたら・・・
 

彼女が5歳になる頃には、平均より高い知性を身につけ、本を自分で読めるようになっていたというお話しです。

 

脳科学実験からも自分で読む事と人に読んでもらう事の違いとして、

自分で読む場合、「前頭葉の言葉をつかさどる部分のみ反応」にとどまり、 人に読んでもらうという行動、つまり耳から聴く場合、「脳幹から反応し脳全体が動く」ということ。

ゆっくりと宝が広がって行くのですね。

自分で読む場合は、きっと、読むという行動に集中する事が、その違いを、差を及ぼすのだと思います。

絵本に入り込む事、つまり、入り込む事で、創造力や感情の動きやその発達を、期待できるはずだけど、読むという行為が邪魔をしてしまい思い切り楽しんでいない・・・

と言ったらいいのかなあ~

 

 
具体的なお話しとしては、特に「0歳から1歳」までの読み聞かせは、最も良質な脳の刺激になるという事。

つまり、教育学的にも非常に効果があるというお話し。

 

ご存じの方も多いと思いますが、0歳から1歳の時期は、五感を始め多くの感覚器官が著しく発達、又出来上がる時期と言われています。

そして、脳の発達は、3歳までにその80%を作り終えるというお話しも今始まったわけではありません。

 

物心ついた頃からずっとずっと・・・本無しでは考えられない生活。
家族、そして田舎に住んでいたJeff先生は、その地域から多くを学ばせてもらいましたが、本から、もっともっと、人を学び、社会を学び、遠い世界をに気付き、自身の人生さえにも大きな影響を与えたと語って止まないJeff先生。

 

本をなかなか身近に感じず、課題図書を読むのに一苦労・・・漫画でさえ一度も興味を示さず・・・
自身が興味ある専門書のみに目を通してきたEmi先生。

その反動だったのでしょう。

子育て時には毎晩の絵本読み聞かせ、またはお話しを欠かさなかったEmi先生。

 

そんな2人に、自らが絵本大好き、お話し大好き、色んな素敵な仕掛けを試みる国際交流プラザのKai先生と一緒に3人で

毎月第3水曜日、大村市立図書館で英語絵本の読み聞かせボランティアをさせてもらっています。

小さなベイビから幼稚園就園前のお友達にお越しいただき、彼らの反応には心打たれたり、驚かされたり・・・読んでいる私達がが、最も楽しませてもらっているのかもしれません。

 

私が絵本の読み聞かせをしながら思う事の大きなひとつは、子供達との共有する楽しい時間です。

 単なる楽しい時間の共有ではなくて、同じお話しに一緒に入り込む事の出来るという意味です。

絆の宝。

時間の宝。

喜びの宝。

笑顔の宝。
 
数えきれないほどの宝  宝  宝が育ってくれますよ。

 特に、ご理解いただきたいのは、ママやパパと一緒に絵本の中へ入りこむ事、ママやパパに読んでもらう事には大きな意味があるように思います。

 

信頼の中で、思い切り想像の世界へ飛び込める。

 

語彙力が増す事はもちろん、精神的に落ち着く事もできますものね。

テレビや音楽とは違う何かが、手を広げて待っています。

 

何より素晴らしいインプットとなりますよ。

英語絵本ではわからない事も多いわけですが・・・

 

間違いなく素晴らしいインプットになるはずです。

 英語だけではない、色んなインプット。

 

 世界中の子供達が、毎日 「絵本読んで!」って、ママやパパのお膝に座ってきてくれるようになりますように。

 

ベッドタイムストーリーをとても大切に、子育てを楽しんだ多くのママ達の1人として、強くそう望みます。

 

 

忙しい時は、短い作り話しをする事も多くありましたけどね!

 

それはそれで(*^▽^*)

 

Emi