「やる気スイッチ」と「習慣」

2児の母として、毎日子どもたちを見ていて思うのは、子どもたちの学習を考えるとき、その子の
興味にあった「やる気スイッチ」を見つけて、それを入れてあげること。
家庭学習を、歯を磨いたり、お風呂に入ったりするように、毎日の自然な「習慣」にしてあげること
が、とても大切だと言うことです。

我が家の子どもに関して言うと、小学1年生の息子。毎日30分程英会話を練習するのですが、見
ていると、ただ単にコースブックを使った学習では、なんとなくテンションが上がりません。
もちろんそこに、内容にあったアクティビティやゲームが入るとノリも違ってくるのですが、単にワー
クブックを読んだり、説明を聞くだけのレッスンでは、すぐにあくびが出てしまいます…(*_*;

ところがひとたびフリーカンバセーションになり、大好きな「トランスフォーマー」の話題などが出よう
ものなら、片言英語だろうと、単語レベルの会話であろうと、物凄い勢いで会話にくいついてきて、
見事な集中力を発揮します。
これを見て思うこと。教える者にとって、その子にあった「やる気スイッチ」を探して、それをうまく利
用してレッスンを盛り上げること。「それってとても大切だなぁ。」と実感しています。

例えば子どもたちの興味ある話題を、上手く利用してレッスンを組み立てる。
お気に入りのアクティビティを巧みに使って、会話の練習を盛り上げる。
出来たことをたくさん褒めて、「もっと褒められたい!」の「やる気スイッチ」を入れてあげることも大
切だと思っています。

「習慣」に関しては、やはり「毎日の努力」に勝るものはありません。
毎日歯を磨いたり、お風呂に入ったりするように、毎日15分~20分だけでも、おうちで英語を聞い
たり、歌ったりすることを習慣としてもらえれば、その効果は絶大です!
「塵も積もれば山となる!」 毎日の少しずつの努力が、半年後、1年後、そして10年後には大き
な差となってかえって来ます。
スクールでのレッスンに関しても、単に週一回のレッスンで練習するだけよりも、毎日15分~20分
おうちで英語を練習してきて、週一回のレッスンでそれを披露して、先生やお友だちにたくさん褒
めて貰う。自信もつくし、「やる気スイッチ」も入ります!
もちろんスクールでも英語はたくさん練習しますが、スクールと自宅でのダブル学習。
たぶんこれが「理想の形かなぁ」と思います。

おうちでの練習となると、保護者の方々のご協力も必要なのですが、ひとたびそれが「習慣」とな
れば、後々、子どもたちの大きな財産となります。
聞きかじりなのですが、何事も3週間続けられれば、「習慣」となるそうです。

もちろん体調の悪い日や、どうしても気分が乗らない日は、無理せず上手く調整して、無理強いし
ないことも大切だと思います。

「頑張れば結果が出る」「結果が出るって楽しい♪」と言うことを、身をもって体験できるスクールが
私の理想です。

最後に私の好きな言葉を2つ。人が言っていた言葉で、心に残った言葉です。

”Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.”

“One language sets you in a corridor for life. Two languages open every
door along the way.”