英語パフォーマンス評価の方法と課題

休み明け初回レッスン日は、小学生全クラスで夏休み課題(or1学期)の絵本と歌&チャンツの発表会を実施しました♪

全員がひとりずつ発表し、お互いに評価・・・最初は普段と違う雰囲気に少々緊張気味でしたが、自信のある子から”Let me try!!”

目標は、CD通りに読める、歌える。(言語的分野)と、相手に伝わるよう工夫する(表現分野)

1~3年生は、各分野ごと3段階評価(◎・〇・△)

4~6年生は、各分野を5項目に分け、5段階評価(5~1)

発表会をアナウンスしたことで、普段よりCD Listeningをしっかり取り組んできた子が多かったですし、お友達のはつらつとした発表から学ぶことも多かったと思います♪

折しも、昨日(9日:土曜日)は神田外語大学で行われた英語教育公開シンポジュウム

「中学・高校の英語パフォーマンス評価の方法の課題」に参加♪

これからの時代には英語でコミュニケーションを取れる実技的能力育成が求められており、Writing とSpeakingのパフォーマンス力はとても大事だということは周知のことですが、学校教育の現場、とりわけ高校では充分とは言えないという報告が調査した大学の先生方から次々と・・。

「行事などで授業時間を確保するだけ精一杯!」「大学入試が変わらない限り、対策として文法・読解中心の授業をせざるを得ない。」「40人近い生徒(x担当クラス分)の作文添削なんてそもそも無理!」「プレゼンはおろかインタビューする時間さえ捻出することができないし、評価も難しい」ETC。

社会のニーズに応えたいけれどできないというジレンマを抱えながら、それでも何とか工夫して4技能をバランスより指導しようと奮闘なさっている先生の実践報告もあり、感心しました♪

mpiパートナー校では、もう20年以上も前から、プレゼンなど発表を重視したレッスンが展開、その評価のためにCan-doリストが確立しています(MABに各教材・各ユニットの目標や評価方法が明記)

シンポジウムに参加してみて、改めてそのことがどれほど素晴らしいことなのか再確認(*^^*)!!

より効率的に、よりCreativeにレッスンを展開し、生徒たちにペーパーテストでは測り切れない素晴らしい能力があることをフィードバックし、自信をつけさせてあげたいと思います♪

(おまけ)

Writingについては、この夏休み中2全員と毎日英語でメール/lineをやり取りし、コミュニケーションを楽しみました♪ (中3は、塾の宿題が多いというので躊躇)

最初は毎日同じような内容( I went to school.I practiced soccer. I was tired.・・・部活で学校。疲れた!)だったのですが、日を重ねるごとに 「キャプテンに選ばれてうれしかった」「おとうさんとわらびもちを作った」「夏祭りで携帯落としてショック」など、日常生活をイキイキ書けるようになり、今回の期末試験でも99点!という報告が届いています☺