『家庭で伸ばす 子どもの英語力』 -日常的に「聞く」環境を整えて-

先日、新聞で読んだ記事をまとめてみましたのでご紹介します。

日頃のレッスンで行っている、宿題=「歌」を聞くこと。

やはり、とても大切なことのようです。

『家庭で伸ばす 子どもの英語力』 -日常的に「聞く」環境を整えて-

オールアバウト「子ども英語」ガイド  清水万里子さん

☆2000時間と5000単語が目安

 英語は、聞く力、話す力、書く力をバランスよく伸ばしていくことが理想です。
ただ、聞く力は幼少期に大きく伸びるので、幼いころから良質の英語に触れる機会を持つのは大切なことです。
 子どもは生活環境によって育ち方が大きく変わるので、家庭に英語環境を整えること英語力を十分に高めることができます。この英語環境とは、英語を勉強するのではなく、英語に慣れ親しむ環境をいいます。簡単に言うと、日常生活の中で、意識しなくても自然と耳や目に英語が飛び込んでくる環境のことです。
 ネイティブ・スピーカーの場合、5歳でおよそ5000単語を習得し、話せるレベルになります。5000単語習得までにかかる時間がおよそ2000時間です。

☆歌と絵本で楽しく上達!

 週1回のレッスンでは英語環境として十分とは言えません。足りない時間を補うために、子どもが多くの時間を過ごす家庭で、英語に触れる時間を作ってあげることが大切です。
 子どもが家庭で2000時間と5000単語を習得するためのベストな方法は、「歌」と「絵本」です。
 好きな英語の歌や英語の絵本を繰り返し聞いたり、見たりすること。子どもは繰り返すうちに内容を覚えてしまいます。
 教材は、無料で利用できるテレビやインターネットの活用もおすすめです。一番手軽に学べるのは、テレビ番組。たとえばNHKの幼児向け英語番組「えいごであそぼ with Orton」は、短い時間ですが、子どもの英語教育に必要な要素が詰まっています。
 絵本の読み聞かせは親子のコミュニケーションにもなり、子どもの心の成長にもつながります。有名絵本は、「You Tube」に英語絵本を朗読するネイティブの声があるので活用してみてください。