クリスマス会に寄せて

毎年、クリスマス会は

公民館をお借りして
発表会と兼ねて行っていましたが、
今年はハロウィン・パーティの時に
発表要素を持たせたため、
今回はこじんまりと
クラス単位でお楽しみ会を行うことにしました。
世間は、クリスマス・モードで
ちょっと浮かれた感じですが、
最近、いろいろと考えるきっかけを頂き、
私達が、毎日、平和に暮らせること
クリスマスを楽しめる、とても有難い環境にいることに
感謝できるきっかけになればと思い、
世界の子供達の現状を
パワーポイントで資料を作り語りました。
写真に出てくる風景や子供達の姿…
初めて目にするものだったようで
とても衝撃を受け、
そんな状況で生きる事は
想像の枠を超えている様子でした。
みんなが当たり前に思っている
日本での生活が、
どれほど有難いことか…
たくさんは分からなくても
それぞれのレベルで
少しでも感じてくれたなら
私はとても嬉しく思います。
そして、高学年では
ノーベル平和賞を受賞した
マララ・ユスフザイさんのスピーチを見て
語り合ってみました。
マララさんのように、
自分が正しいと信じるならば
周りの人々を豊かに幸せにできると信じるならば、
意見を曲げることなく、
たとえ相手が武装していたとしても、
たとえ相手が権力者であったとしても、
立ち向かって行ける強い意志と行動力を持った人に
この教室に通うみんながなってもらえたらと
心から願っています。
そして、mpiの目指す
「英語のできる15歳」というのは、
そういう徳力も兼ね備えた人間だと
私は思います。