英語のスピーチ練習(5年生クラス)

香住小学校では、今インフルエンザが流行っており、すでに学級閉鎖のクラスがいくつかあります。 5年クラスのKちゃんも、インフルの為今日は欠席されました。
本日も、お二人の見学者を招いてのレッスンとなりましたが、今日のみんなはなんだか静か~で、声は小さくMsKawanishiは内心…(あれれ、こりゃ今日はだめだな~、見学のお友達のやる気を刺激しないなぁ~)と、思いましたが、まぁ、いい時ばかりじゃないですし、事実は事実としてご覧いただかないといけないなと思い直し、Ms Kawanisihgaはいつも通り元気にレッスンを行いました。結局後半には、皆いつも通りの雰囲気に戻ったので、めでたしめでたし。
今日初めて音の足し算をしました。なぜフォニックスジングルを毎回毎回歌って、子音の有声音・無声音・母音の発音をしつこく練習してきたのか、おそらく今日その謎が解けたと思いますし、単語が読める喜びと驚きを実感できたのではないでしょうか。CDの一つひとつの音に熱心に耳を傾け、自分でその音を足し算して単語を口に出していました。とても印象深い様子でした。
最後絵本の時間を省き、英語スピーチの練習にあてました。
来週、香住小学校では、1年間の英語学習の仕上げとして、5,6年生が保護者の前で英語スピーチを披露するのです。お題は”私の宝物”。
一人ひとり前に立ってスピーチをするように言うのですが、みんなが一様に恥ずかしがって、なかなか最初の一人が決まりません。仕方なく色の違うカウンターを一つ混ぜてひかせることにしました。運悪く(!?)その一つをひいてしまったS君・・・しぶしぶ前に出ましたが、なかなか始めることが出来ません。発表の際の大切なマナー、スピーチは誰に向けてのものなのか、大事なことです。ここは日本語に切り替えて説明しました。Ms Kawanishiの言葉がS君に届いたようで、その後すぐにスピーチを始めることが出来ましたが…
なんてことでしょう!!姿勢は良く、声も大きく、予想以上に素晴らしいスピーチだったのです。
なんであんなに渋ったの?こんなにきちんと出来るなら、さっさとすりゃぁ良かったのに!?と、半ば拍子抜けしながら次の生徒の発表を待ちました。
おいおい、なんだよ!!みんな残り4人とも見ていて気持ちの良いスピーチが披露出来てんじゃん。\(◎o◎)/! でも、考えてみたら、この恥ずかしさが高学年特有の反応なのでしょうね。
しかし、恥ずかしがり屋のみんながMs Kawanishiの予想をはるかに超えたスピーチが出来たのは、1番最初に勇気を出して、大きな声でスピーチを見せてくれたS君の良いお手本のおかげだとおもいます。S君良く頑張った!
S,T君、N,K,M,Kちゃん、本番も君達ならきっとうまくやれるよ!顔をあげて、お客さんの顔をなすびだと思って、なすびさんたちに届くくらいの声の大きさで、心を込めて発表するようにね。
成功をいのっています。
ちなみに、見学者のお母様からご連絡いただきましたが、見学されていた娘さんが、「面白そうだからやってみたい!」とおっしゃったそうです。客観的評価って違うものなんだなぁ、って改めて思ったレッスンでした。