コンテストを振り返って。。。

今日から12月。
本当に時間が経つのは早い。。。

4月から今年度のレッスンが始まり、
生徒たちの真新しいテキストを見ながら、
生徒の習熟度を考えながら、
岡山のコンテストのスキット内容や、
東京のビデオ審査に向けて準備を進めてきました。

岡山のコンテストでは、
1教室から3組という規定があったので、
なるべくたくさんの生徒が参加できるように、
歌とチャンツやスキットの準備をしました。

日々のレッスンの中での、
こどもたちのおふざけ動作や、
にぎやかな会話を聞き逃さず、
子どもたちが、
歌のジェスチャーを考えるときに、
おふざけ動作のことを思い出させたり、
スキット内容を考えているときも、
子どもたちが考えたナンセンスな会話運びを思い出させて、
作っていきました。

大人の指導者の視点が入ると、
つまらない内容になるけれど、
子どもたちに心を開放させて、
自由に作らせると、
本当に面白い内容になります。

でも高学年になると、
ちゃんと知性的な会話を入れる工夫をしています。

こどもたちってすごい。。。

レッスン中に、
「東京のビデオ審査を受けたい子は先生に言ってね」
と声かけをしました。

こちらから、
「あなたは力があるから出なさい」
と言った事は今までの大阪出場の時も、
一度も言ったことはありません。

ビデオ審査に通らなかった原因は、
指導者の構成力にあるように感じています。

生徒の持っている力をうまく引き出すセンスがいるように思います。

難しい。。。

ビデオ審査に通らなかった生徒たち。
ごめんね。
Junko先生も、もっと努力をして、
みんなの力が発揮できる指導者になるようがんばります。

絵本でチャレンジする生徒たちには、
背伸びをしないように、
でもちょっとだけハードルを上げた絵本を薦めました。

それぞれの生徒の、
レッスンでの様子、
Open ClassやHalloween Partyでの様子、
その子の持つ個性を考えて、
絵本選びをしました。

そして、
Draw me a starのお話に秘められた人の一生について、
考えさせたり、
大好きだった曾おばあちゃんのことを話してくれたり。。。
宮沢賢治の作品を全部読んでもらって、
「雨ニモ負ケズ」の詩の内容について、
今、世界で起こっているさまざまな問題や、
私たちの日本人感を一緒に考えたり。。。

そうやって、
発表に向けて、
生徒と一緒に準備を進めてきました。

表彰される瞬間は素敵な時間ですが、
そんな一瞬より、
子どもたちとの日々のレッスンと積み上げた時間が、
なによりも貴重でかけがえのない時間です。