Maruko校長先生からの報告★今日の小3レッスン

火曜日の小3クラスの様子を紹介します。

2年生のときに、「英会話たいそう」を歌と踊りで
96のセンテンスをしっかりと覚えました。

今年から「英会話たいそう」に準拠した
「英会話ワーク」でWriting skillを身につけながら、
会話運びを自由に作らせるように、
96センテンス以外の会話表現も足しながら、
今日も楽しくレッスンをしています。

Chapter 7 That’s okayの41ページ。
I’m sorry.に
That’s okay.
Don’t worry.
I’m sorry, too.
の表現をみんなで練習をします。

いつものように、
Junko先生と生徒に分かれて、
何度か練習をしていたのですが、
Kくんが、
「謝るんだったら、僕はこうする~!」
と広い場所に移動して、
おもむろに正座をし、
礼儀正しく深々と頭を下げました。

Maruko校長先生は驚きです!

昨年、東京で「英語の評価」のセミナーがあり、
その時の講師だった東京外国語大学の長沼先生からのご紹介で、
慶応義塾大学の田中茂範先生の論文
「英語教育におけるCan-do 研究の構図」を読み進めていて、
Junko先生が世話人をするmpi香川地区研究会の研究テーマとして、
メンバーと一緒にお勉強をしています。

その論文の最後に、
「国際語としての英語」の視点に対する課題が書かれていて、
「英語は英語を母語とする人たちの規範の優位性を
強調することはできない」とあったそうです。

まさに、Kくんのように、
I’m sorryの表現を、
武士のように礼儀正しく頭を下げることだって、
こどもたちの世界では自然にあることですね。

「英語表現だからおかしい」と文化固有性を否定するのではなく、
「それ!面白い!!!」と思って、
日本の文化意識も大切にはぐくむことも、
日本の英語教育には大切だとJunko先生は感じています。

子どもたちが楽しんでいる様子を
デジカメでカシャカシャ撮りました。