ゲストのレッスン2

@橋本

小6クラス
ゲストの先生にレッスンをしていただくと
課題が見つかります。
このクラスは、会話のキャッチボールがとても遅いこと。
投げかけられた質問に答えるのもしばし沈黙してから。
この沈黙が質問の意味が分からないための沈黙なのか、
答えが分からないから沈黙しているのか。
なぜ、そんなにまで沈黙してからでないと発話できないのか。
普段のレッスンでは今回ほどひどいことはなかったのでビックリしました。
ゲストの先生に緊張してしまったのでしょうか。
もう少し、会話をする上でのマナーに気を付けさせたいと思います。

さて、このクラスは100以上の数のアクティビティをしました。
先生の言った数をボードに書く聞き取りゲームで、
先生が one hundred and twentyと言ったら
100, 20と生徒が書きました。
正解は120です。
大きな数を聞く機会が少なかったと反省。
今回、良い機会になりました。

中1クラス
日本語と英語では表現の違いがたくさんあります。
その中でも多くの日本人が間違う答え方の一つにこんなのがあります。
日本語では
A: 納豆好き?
B: ううん、嫌い。
A: 納豆嫌いなの?
B: うん、嫌い。

これを英語では
A: Do you like natto?
B: No, I don’t. I don’t like natto.
A: You don’t like natto?
B: No, I don’t.

日本語では相手の言った言葉によって答えが変わってしまいますが、
英語では自分の言おうとしていることが否定文なら質問文がどんなに変わっても
常に否定で答えます。
ところが日本人は日本語のルールを適応してしまうので
英語でのやりとりでしばしば混乱が起こります。
レッスンの中でもこの混乱が起こるので、その度にさりげなく正しているのですが
生徒達の意識の中にしっかり入れる為に、今回のレッスンではこれを何回もやってみました。
先生の質問に、”Yes” と答えた後に、”?あ、No.” “あ、Yes.”
答えている本人も混乱していましたが、聞いている方も答えが全く分からず。
最後にようやく理解したようですが、
”No”と答えながらうなずいていた生徒が2名ほど。
これ、なかなか器用ですね。
日本語では”Yes”なので気分として頷きながら
英語では”No”と言っているのでしょう。
でも、ジェスチャーも意味を伝えるのに大きな役割を果たしているので、
このうなずくジェスチャーと”No”という言葉は、また混乱を来します。
英語を話すときは英語モードにすべてを切り替えられるようになるといいですね。

高校生クラス
今、ライティングをしているのでゲストの先生にも
ライティングのレッスンをお願いしました。
先生が用意してくれた中級程度の問題は
割と簡単だったようで、先生も驚いていました。
もう少し難しい問題にチャレンジできそうです。