レッスンこぼれ話#309

@橋本

レベル6
Goose with the Golden Eggsでは
“The fox and the crane”をしています。
このストーリーの中で繰り返し出てくるのが
“Well, if you don’t want it, I’ll have it.”
高校生達だったら
「出ました、仮定法!」と思うのではないでしょうか。
学校で学ぶ文法だと、本当に厄介な仮定法です。
テキストの表現は仮定法現在で、「不確実な想像を表す」表現です。
「もしいらないんだったら私がもらいますよ」という意味になりますね。
でも、そんな風には教えません。
まずたくさん口慣らしをするために何回も言います。
意味は絵やストーリー全体から想像できます。
口慣らしの為にたくさん言う練習を
簡単なアクティビティにして練習しました。
(画像はそのアクティビティをしている所です)
最初はなかなか上手に言えなかったですが、
最後はみんなかなり上手に言えるようになりました。
仮定法は高校で学ぶ文法事項ですが
日常的に使われる表現です。
こうやって絵本やチャンツで親しんでいれば
文法事項として学ぶ時に全然苦になりません、
というよりもむしろ
今までぼんやりと理解していた事がはっきり分かる楽しさになります。
私は中1から高2まで海外で過ごしました。
帰国して学ぶ英文法は正にそのような感じでした。
楽しかったです。