レッスンこぼれ話#887(レベル9)

中3生、最後のレッスンでした。仲良し3人組で6年生から始めた生徒たちですが、9年間カリキュラムをギュッと4年間に凝縮して学びました。考えや意見などみんなが詰まった時に突破口を開いてくれたのはWKでした。WKの言葉がみんなの考えを柔軟にしてそれぞれの気持ちや意見を引き出してくれたので、指導者としてはありがたい存在でした。人見知りでなかなか自分の気持ちを言い表せられない、というより自分の気持ちに気がつこうとしていないのではないかと思ったMMですが、お友達と一緒に学ぶうちに徐々に自分の気持ちや考えを言えるようになりました。彼女の書く日記はいつも調べて書いたり、学校で学んだ表現を使ってみる、という工夫があり楽しく読ませてもらいました。コツコツ努力を惜しまないMTですが、やはり自分の意見や考えを述べることが1番苦手だったようです。けれどこのクラスの中で気づきを得てスピーチを作れました。そしてそのスピーチ発表は堂々としたものでした。発音の良さはもちろんですがとにかく声の出し方が上手。みんなのお手本となるスピーチをしてくれました。

レッスンを始めた頃はみんな表情が硬かったのですが、1年で随分変わりました。仲の良いお友達と安心して学べる環境が良かったのでしょうね。

それぞれが新しい道を希望を持って歩んでいくことを心から願っています。