この1週間は、今までとはまるで違うものでした。
きっと、誰にとっても。
それなのに、数え切れないくらいの恵みがありました。
オール電化の我が家にとって、停電は最大のピンチ!
なのに、なぜか一度も停電はなかったのです。
ほとんどのお教室は、電車が動かないため休校を余儀なくされたのに、
地域密着型の“フレンズ”は、徒歩・自転車通学がほとんどで、全クラスできました。
(中学・高校が半日だったので、むしろ早い時間にできとてもありがたかったです。)
小学生クラスは、学期末恒例 オープン・クラス・デイーの週だったので、保護者同伴・・・安心して、レッスンができたことも感謝。
どのクラスにも明るい子供たちの笑い声が響き、お母様方とこの1年間の成長を見届けるが出来ました。
とりわけ、L3クラスの Lady with the Alligator Purse /オリジナル・バージョンは、オスカーもんでした。
ミス・ルーシーが非常事態にパニくって、電話を掛けた相手は、楽しんごに、マツコ・デラックス、そしてあの戦場カメラマンだったのです。(←ここは、彼の口調で!)
歴史に刻まれるであろう大惨事の後に、こんなくだらないこと大真面目にやっている子供たちの明るさに、参観のお母様方とお腹をよじらせて笑いました。
こんなに張りつめた重い空気が漂っている日本。
もう明日の夢は描けないとくじけそうになっていたけれど、神様ありがとう。
あなたがまた陽を昇らせ、新しい一日を作って下さることに感謝します。
原発の放射線の汚染を恐れ、外出出来なかった子も、未だ余震が続きあの恐怖がよみがえり不安におびえる子も、流行しているインフルエンザに罹ってしまった子もどうかあなたがその場に居て、守って下さい。
部活動が中止になり、思うように外出できない中学・高校生も、英語のレッスンということであれば、親御さんも快く出して下さったよう。
自宅待機と言われても・・・と、みんなとてもストレスを抱えていましたが、あの3.11の出来事をみんなでシェアし、いかに今までの快適な生活がありがたいものであったかを話し合いました。
大学進学が決まり、入学式に備え、スーツをそろえたばかりのD君・・・なのに、入学式はキャンセルになってしまったそう。OH,NO!
でも、「学校へ行けるだけ、まだまし。」と、被災した入学予定者たちのことを思いやってました。
救援物資調達をお手伝いを始めたことで、近所に居ながらなかなか会えなかった友人とも話をすることができたこともうれしかったです。
クリスマス・カードの返事がなかった海外のお友達から、「大丈夫?」とメールがあったり、岡山のお友達とも久しぶりに電話で話ができました。
すべて、あなたからの恵みとして、感謝します。
これからの1週間もあなたから与えられる平安を持って、祈り続けることができますように。