mpiパートナー会員のご紹介

2015年03月11日

長瀬美香さん

Smiley Face English School

神奈川県横浜市

●mpiとの出会い

---英語指導者になろうと思ったきっかけを教えてください。

私が初めて英語に興味を持ったのは小学1年生か2年生の時、近所のお友だちのお姉さん(お姉さんもその時小学生)が英語を習っていて、それを私たちちびっこに遊びで教えてくれたことでした。意味もわからず英語の絵本の文章をノートに書き写したり、英語の歌を教えてもらって歌ったり、なんだかとても楽しかったことだけ覚えています。(実はその時の歌をずっと覚えていて、“Hungry, Hungry, I am Hungry!”という歌だったというのを大人になってから知りました)。
ある時子ども英語教室の営業の方が、英語の教材を持って家にやってきました。カセットテープ付きの英会話と絵本だったのですが、たぶん興味津々だった私を見て母親がその英語教室に通わせてくれたんです。そこに小4から中学3年生まで通っていました。ちなみに、その英語教室で一番最初に教えてくれた先生とは、未だに交流があります(笑)
それから、ずっと自分は英語が得意だと思い込んで(高校、大学での英語の成績は散々だったんですけど、思い込みって怖いですね)、大学で英語の教員免許を取り、でも教員にはならず(いえ、試験に落ちてなれず)、普通に就職して結婚しました。結婚後、主人の海外赴任でロサンゼルスに3年住む機会があり、ESLで教えてくれた先生がとても素敵な先生で(この先生ともいまだに交流ありです)、この2人の先生の影響がとても大きいと思います。

★LAに住んでいた時通っていたESLの先生とお友だちです。左が私。真ん中が大好きなLora先生。
とても素敵な先生で、こんな英語の先生になれたらいいなと思うほど影響を受けました。

---ご自身の教室を開設しようと思ったきっかけを教えてください。

LAから帰ってきて静岡の磐田に住んでいた時、児童英語講師のアルバイトをしていました。教材を持っていろいろな場所に行ってレッスンをするスタイルで、教材を持って移動して歩くのはなかなか大変でしたが、楽しかったんです。でも子供が生まれてお仕事を辞めて、その頃横浜に引っ越すことになり、横浜定住が決まったことで、子育てしながらもできること、と思った時に自宅で英語教室という選択肢を考えました。

---mpiを知ったきっかけ、受講したきっかけや、mpiを選んだ理由を教えてください。

実はmpiに出会う前に別の会社の児童英語講師を始めていたのですが、指導方法に行き詰まり、悩んでいたところ、ネット検索でmpiを知りました。ちょうど単発で受けられるセミナーがあることを知り、正直、あまり期待せずに(すいません)受講しました。ところがそのセミナーの内容と、インストラクターの方のレベルの高さに衝撃を受け、その後さらに単発でいくつか受講することを即決。受ければ受けるほど、心はmpiに傾き、その時受講したインストラクターの方にも相談したりして、結局思い切ってその時所属していた某会社の児童講師を1年半弱でやめ、mpiに替える決心をしました。
とはいえ、始めて1年半でほかの会社の教材、カリキュラムに替えるという決断はそう簡単なものではありませんでした。その時すでにお教室に通ってくれていた生徒さんの保護者の方はどう思うだろうといろいろ悩みましたが、それでもmpiを知ってしまったことでこれ以上、そのままお教室を続けることはできない!という気持ちがその決断を後押ししてくれました。それほどmpiに魅力があったということです。
結果、生徒さんの保護者の方も快く納得してくれましたし、その後、mpiに替わってよかったと保護者の方に言っていただいて、あの時決断して本当によかったと思っています。
 
★横浜パートナー発表会のようす

●児童英語指導者について

---児童英語指導者になって、苦労したことは何ですか?

う~ん、常に苦労の連続。子供との波長がぴったり合って充実したレッスンができたと思うこともあれば、全然うまくいかないこともあります。あの手この手その手奥の手と、マジシャンのように子供たちを魅了できるほどの引き出しが自分の中にまだまだ少ないことに苦労しています。
それから、レッスン以外のクラス編成など、いろいろ細かいことが得意ではないのでいつも頭を悩ませています。

---児童英語指導者になって楽しかったこと、児童英語指導者の醍醐味などを教えてください。

バカなこと、くだらないことを、この年になっても全力でできることがすごく楽しい。
あるお母さんから、「うちの子、毎日『今日は英語?』って聞いてくるんです。毎日行きたいみたいです」と言われた時。

---児童英語指導者にはどんな人が向いていると思いますか?

私は英語の先生はエンターテイナーであるべきだと思ってます。そして、自分のやっていることを何より自分自身がこころから楽しめる人。洋子先生が常々おっしゃっているように、ユーモアと笑いはとても大切だと思います。
常に楽しいこと、面白いことにアンテナが反応するような人は向いていると思います。そして私自身もそうなれるよう努力しようと思っています。
  
★ジャコランタンは大人向けに自宅でワークショップも開催しています。

---自身のどのような経験が、英語指導者という職業に生かされていると思いますか?

先にも書きましたが、LAでの生活は私の人生にとても大きな影響を与えてくれました。海外で生活したことで、日本の事を改めて好きになり、日本人としてその魅力を発信していきたいと思えるようになりました。英語が得意だという勘違いのまま渡米した私を待っていたのは、英語がまったく通じないという現実。数えきれない失敗や恥ずかしい思い。
コミュニケーションに必要なものは何かを身をもって経験したこと。そして、ESLで出会った先生のパワフルかつ愛情ある授業。大人の私でもわくわくしたり「わぁ~」って思ったことを、子どもたちにも体験させてあげたいなぁという思いが今の私の英語指導者としての原点にあります。  

●趣味など

上手ではありませんがパドルサーフィン。最近行けていませんが夏はもちろん、真冬も海がとってもきれいで一年通して楽しめるスポーツです。それから、着物!着物関係の本を読んでいるだけでもわくわくします。

---気分転換の方法は何かありますか?

友達とのおしゃべり。今はほんとに世界中のどこにいても簡単に繋がれる時代でITの進歩に感謝。
好きなテレビ番組を見て大笑いしたり、感動して泣くこと。

---今まで行かれた国で特に好きなところを教えてください。

好きな国というか、印象に残っているのは大学の卒業旅行で行ったヨーロッパの国々。21日間でイギリス、ギリシャ、イタリア、オーストリア、ドイツ、スイス、リヒテンシュタイン、スペイン、フランスを回るある意味弾丸ツアーだったのですが、ちょうど湾岸戦争の最中で(ということでエジプトは行けなくなってしまった)しかも実は私、それが初海外旅行だったんです。ツアーもキャンセルが相次ぐなか決行された希少な1つだったので、ツアコンは超ベテランのおじさん、参加者もつわものぞろい(そのツアーで知り合ったお友だちもいまだに交流が続いています)。旅行者がほとんどいなくてどこにいってもガラガラ。ベルサイユ宮殿の鏡の間さえがらがらでした(代わりに迷彩スーツに銃をもった軍人さんがいろんなところにいましたけど)。行き帰りの飛行機もがらがらだったので、その旅行がいろいろな意味でとても思い出深いです。その中でも特にギリシャは魅了されました。今思えば、世界がそんな状況になっているときに旅行なんて軽率な行動でしたが。

●mpiへの要望

---mpiの好きなところはどこですか?

洋子先生の理念と信念!お会いしてお話するたびに毎回本当に心動かされます。本当にすごい方だと思います。そして、それに共感してあつまった先生方。
教材も好きです!

---mpiに対する要望「もっとこうしてほしい!」「こういうのがあればいいな」などがあればぜひ教えてください。

ダウンロード教材を今後ますます充実させていってもらいたいなと思います。
それから幼児向けの教材もワークや先生用に使用できる絵カードなどがもっともっとたくさんあるといいなぁと思います。

●メッセージ

発表会や全国大会など個人ではできない機会を与えてあげられることはmpiの大きな魅力だと思います。
とにかく子ども達を「わくわく」させたいというのが私のモットー。今所属している横浜パートナー会でも素敵な先生方に恵まれて、そしてなかなかお会いできないけれど、全国でがんばっているパートナー会員の先生方とともにこれからも頑張っていきたいと思います!
どうぞよろしくお願いいたします!

★横浜パートナー発表会のようす

-----------------【Smiley Face English School(神奈川県横浜市)】-----------------
ホームページ:http://mpischools.jp/mikarin/
2010年9月に自宅で英語教室「Smiley Face English School」を開講。
2012年1月よりmpi9年間カリキュラムによる指導開始。
現在レベル0の幼稚園児クラス、小1、小2、小3、小5、中1を指導しています。
その他、地域の子育てサークル2つの英語活動に参加させてもらっています。